いつか結婚式をあげたいと思ってた




友達いっぱい呼んで
スライドショーに二人の軌跡の写真を流して
だれかが私たちに歌のプレゼントをしてくれて
綺麗だねってみんながウェディングドレス姿を褒めてくれて
両親には感謝の言葉を述べて
一年前から練った計画に愛する人は喜んでくれる


定番だけど
こんな結婚式に憧れていた


こんなにも
羨ましくて
憎く思うことはなかった


もう
叶うことはないかもしれない


いや
叶うはずがない



まだ
期待を寄せる自分に腹立だしく思ってしまう




自分が生きてる以上
幸せになることは許されないだろう

それなら
自分が自分であるうちにこの世界が終わってしまえばいい


ぼくは弱虫だから



この思いを闇に葬ってしまえば楽になれると思ってた


闇にも葬れないし
光にも当てれない



だから
つらいんだよね

どうしようもないよ





運命が雨のように私にふりかかったら
あなたは傘を差し出してくれますか?




歪んだ愛はどこまでゆがめば形になるの?




生まれ変わったら
また一緒になろう
近道ぢゃなくていいから
こんどは遠回りしないように
何も考えずに
何も邪魔されずに
うんと幸せになりたいんだ





太陽が空に昇るように


幸せが光を見つけれますように†