やめる

きょう
７年間勤めた仕事をやめた


やめたっていっても
来年これたらこようと思ってる


だから
やめるっていってなかった

やめたくない
ってのも本音にあるけど

別れはやっぱりさびしいよ

だからギリギリまでいえなかった

いおういおうと思って
結局言えたのは前日…


うちなんかやめたって
だから？って感じやん

だから
すぅ―って
消えていくみたいに
やめたかった


けどそういうんは
あかんのかなぁ―っておもえた


つづく

闇に降る雨

いつか結婚式をあげたいと思ってた




友達いっぱい呼んで
スライドショーに二人の軌跡の写真を流して
だれかが私たちに歌のプレゼントをしてくれて
綺麗だねってみんながウェディングドレス姿を褒めてくれて
両親には感謝の言葉を述べて
一年前から練った計画に愛する人は喜んでくれる


定番だけど
こんな結婚式に憧れていた


こんなにも
羨ましくて
憎く思うことはなかった


もう
叶うことはないかもしれない


いや
叶うはずがない



まだ
期待を寄せる自分に腹立だしく思ってしまう




自分が生きてる以上
幸せになることは許されないだろう

それなら
自分が自分であるうちにこの世界が終わってしまえばいい


ぼくは弱虫だから



この思いを闇に葬ってしまえば楽になれると思ってた


闇にも葬れないし
光にも当てれない



だから
つらいんだよね

どうしようもないよ





運命が雨のように私にふりかかったら
あなたは傘を差し出してくれますか？




歪んだ愛はどこまでゆがめば形になるの？




生まれ変わったら
また一緒になろう
近道ぢゃなくていいから
こんどは遠回りしないように
何も考えずに
何も邪魔されずに
うんと幸せになりたいんだ





太陽が空に昇るように


幸せが光を見つけれますように†

代替機

携帯がつぶれたらどうしますか？


はやりのスマートフォンに乗り換えますか

防水機能付きにしますか

カメラ機能が綺麗なモデルにしますか



私はいまの携帯が気に入ってます

もうコイツとは
二年以上の付き合いになるけど
嫌なとこはありません

いいところしか見えません


ちょっと汚れてきたからメンテナンスに出しました。


メンテナンスしてでも長く付き合いたい奴なんです


いまは
代替機です


代わりなんていらないのに
代わりになんてなれないのに


代替えなんていらない
あなたさえいればいい



いつかあなたを
手放す時がくるならそれは

最新のモデムを兼ね備えたスマートフォンだろう。


そんな別れを密かに
考えてしまう僕は
心からあなたのことを愛していないのかもしれない。


契約を交わしていながら新しい良いもの見つけて乗り換えるのは悪いことなのでしょうか？


みんな心のどこかに別れを感じながら付き合っているんだよ。
ゴールなんてないんだょ


それでもいまはあなただけを愛してる。



それだけでいいぢゃない


だからはやく帰ってきてほしい


すぐに抱きしめてあげるよ†