心の性別は男性・身体は女性で

現在はありのままを自由に生きれている状態だけど

昔は全然違いました。

 

 

先日、FTMラジオりょうさんのオフ会に参加して
りょうさんや他のFTMの方のお話を詳しく聞いて

自分と全く違う感覚で
生きてきたんだろうなという感じがして
すごく違いを感じた😳


彼らは、ホルモン治療して
身体の変更もしている。
(人により度合いは様々で、戸籍が変わっている人も変わっていない人もいた)


僕は、彼らのことを
「うらやましい」と感じた!


それは、身体の変更をして
生きているからではなく

自分の心に合わせて
素直に正直に生きている

感じがあったからだ。



僕は、自分のジェンダー(男性の部分)を

封印して隠して

ある種自分の心を殺して生きてきた時間が長い。
30年以上はそうだったと思う。

※詳しくは、このあとに書きます


そして、今まで出会ってきた人達も割と

昔は自分の心の「したい」を抑えて

女性の身体に合わせるような生き方を

してきている人が多かった。

 


だから、今回

自分の心に合わせて(「したい」を行動にしてきた)
彼らと僕の生きてきた感覚の違いに
驚いたのだった💫




そして、これがキッカケで
僕がなぜ
身体を変える選択をしなかったのか

というか、

身体を変えても
僕の生きづらさや
性別絡みの悩みは解決しない


と感じていたのか
明確な理由が分かった!


(下記の動画で話したときは、身体を変えても悩みはなくならないと感じていた理由が、自分の自尊心が低いからだと思っていました。)
 

 




一番最近の「僕が身体を変えない理由」の

Youtube動画でも話したけど

僕は「男の子だったら良かったな」
そう思ってずーーーっと生きていた。

※男の子=最初から男の子の身体 ということ。
 

 

 


 

今回のオフ会後にわかった
僕の中の定義は

男の子の身体=おちんちんがある

ということ。



僕が唯一囚われていたのは
おちんちん。
(以下ペニスと書こう)





僕自身は、生まれてから

もともと「自分は男の子」
という感覚(自覚)で生きていて


身体が女の子でも
それも含めて男の子という感覚
で生きていた
と思う。




で、多分なんだけど
キッカケはこのときだと思う🌟


外で(多分緊急で)おしっこをしたときに
お兄ちゃんと自分が違ったこと。


お兄ちゃんは立ちションができて

その隣で
僕は立ちションができなかった。
しゃがんでしたのを覚えている。


そのときに、めちゃくちゃ
衝撃を受けたのだと思う。


なぜなら
「立ちション」のときのことを
明確に覚えているから。


このとき、自分は3歳くらい
だったと記憶している。



ペニスがないから
男の子じゃない



その定義が
自分の中に大きく入った🌱




多分僕は、男の子の心を中心とした動きは
その後もしていたと思う。

あれがしたいとか
これが良いとか
最初は言っていたと思う。


でも、七五三とか
何かあるごとにお兄ちゃんとの違いや

男の子との違いを知ったり

 

自分の本心(男の子の心)で動くことが
通用しないというか

自分は男の子じゃないから「こっち(女の子の方)じゃないといけないんだ」

というようなことを

知る&信じ込むようになって

 


自分はペニスがないから「できない」
思い込んでしまったのだと思う。


ペニスがないから
男の子として生きられない

それは相当絶望したと思う。


幼稚園に行く前の子にしては
これは背負えないものだった。

 



自分が望むように
生きられないのなら
周りが言うように動いた方が
自分の安心は確保される。

(その方が親や周りに否定されたり怒られたりしないと感じた)



きっと僕は

周りが言うように
周りが扱うように
生きることを

 

このときに
決めてしまったのだと思う。



男の子の自分の気持ちを封印して
女の子"側"で生きることになった。



※"側"って書いたのは表面的なことだから(笑)




そこ(側)に合わせていくとさ
自分の心に素直に従わなくなる

 

自分から湧き出る気持ちを

抑えるようになる。



 

周りを見て

自分を決めようとしたり

 

この場合はどうだったら安心なのか

自分の気持ちは関係なく

周りや外に正解を探す。

 

ときに、自分にも気付かせないように

自分の気持ちをズラす。

(気付いて表面化しちゃうと辛すぎちゃうし、昔の自分にはどうにもできなかったから)



それをある程度の期間続けたら
自分のことがわからなくなる。



そんな風に過ごしてきて


小学校の高学年くらいには
僕は「ボーイッシュな女子」として
周りからは見られ

僕も自分自身を
男の子の要素を持った女子
みたいな認識で過ごすようになっていた。

 

(このときはもう自分を「男の子」とは思っていない)



でもさ、本能は男の子なんだよ。

自分の男の子の心の部分は
時々顔を出す。



それはモヤモヤとしてサインをくれたり
男の子に対する敵対心だったり
かわいい女の子を目で追うことだったり

内側から湧き上がる
男の子の心のサインはいろいろあったけど
それが何かと、言葉には出来なかったし

ただ周りに「女の子が好き」をバレないように

(自分の中でこれはダメなことだと思っていた)

男の子の部分が出過ぎないように

そんな風に生きていた🤖




中学生ですでに
僕は大人になる
イメージがわかなかった。

将来のイメージがない。

希望もない。(当時は女の子と付き合えると思っていなかったのもある)



もちろん、男性と結婚するなんて
イメージを持っていなかったし
どんな風に生きていったらいいのか
わからなかった。



将来の夢は
「旅人」

卒業の文集みたいなものに
そう書いたのを覚えている(笑)

 

 

 

僕は高校生になるのが嫌だった。

 

「"女子"高校生」という

響きが嫌だった。


だから、どこの高校に行きたいとかもなかったし

(将来やりたいこともわからなかった)

ただ、バスケをやるために高校に行ったような感じ。

 

 

(※この高校は、ひとクラス男子30人に対して女子10人くらいの

男子が多い高校だった。

男子との比較がきつかったし、つまんなかった( ̄▽ ̄)笑

 

何人か話をしたFTMの人が

女子高にいってモテまくったという話を聞いて

僕も女子高行って女の子にモテる夢が持ててたら

良かったなーなんて今になって思う(笑)

 



中学生頃までは表面的には

ケラケラよく笑う子だったんだけど


高校生になって

僕は仲良い人達といるとき以外

ほとんど笑わなくなった🤖

(感情の表現が薄くなったというのかな、自分をどう出していいか分からなくなったような感じ)

 

それから
あまりにもネガティブな感情を
感じたくなくて
自分の感情を感じないようにして
生き始めた。
(18歳くらいから)


そうすると
自分が感じていることがわからないから
ますます自分がわからなくなる。



で、高校生の頃か大学生の頃には

あまりにも恋愛感情が動かないと感じて

 

「自分は人を好きになれないのでは?」

 

と思ったこともあった。

 

 

自分を封印し過ぎでしょ!(笑)

※僕の場合

 



20歳過ぎとかで

やっぱり女性を好きになる傾向が

あることを思った。

 

で、
このときに僕は
自分のことをレズビアンだと思っていた(笑)




それでも
女の子と恋愛ができるイメージもなかった。
(22歳頃まで)



その後


女の子と恋愛はできるようになった。




で、

 

26歳くらいで

始めてFTMの人と会って

自分の性別違和の可能性を指摘されて

(「君もそうじゃないの?」みたいに)

 

 

性別迷子&悩みMaxの時期経て

 


性別の自認は
中性→FTX→FTM

という風になるんだけど


男の子を散々封印して
自分にもウソをついて生きてきた僕は
本来の自分に気付くのに
相当時間がかかった。




性別に関してある程度落ち着いても


自分を男の子と感じているのだけど
証明(ペニス)がないから
自分を男性と言い切れなかった。

そのため、自分に自信がなかった。



40歳頃にやっと
自分の身体が女性のパーツでも
自分は「男性で良かったんだ」


というところに
(もともと生まれたとき感じていた本来の自分に)
戻ってこれた。




生理や胸に関しては
嫌だった時期もあったけど


子宮や卵巣という
臓器があることに対しては
僕は嫌悪感はなかった。
(もともと最初は、これも含めて男の子という認識だったし、目に見えないところだったからフォーカスが行かなかったのだと思う。)


目に見える「女性の部分」に対して

大人になってフォーカスがいくようになったから
嫌だという思いがあったけど

これは後に
捉え方を変えたことでクリア。



生理はこの身体が健康に保つための
デトックス機能。


まあ、今も胸は
平らの方がうれしいと思っているけど
それに対して攻撃するような心や
否定感や嫌な気持ちはない。

※だから、臓器を取るということは僕にとって意味がない




保険証とか表記が「女」でも
そこにフォーカスすることはなかった。



だから、

本当は自分の身体に対しては
問題を感じていなかった



唯一、囚われていたのは
ペニスがないこと



そして、
それは本物であること。



僕は、女の子の身体が嫌とか

それだから悩みや生きづらさがあったというよりは

(ちょっとはあったけど)

 


ペニスがなかったから

悩みや生きづらさがあった

(そもそもの発端🔥)

 

こっちなんだと思う。

 



だから、ホルモン治療をしても

身体の手術をしても
自分の悩みや生きづらさは

解決しないと感じていた。
 

 


それはさ、
もう、どうにもできないよね、、、。


どうにもできないと

感じていたからこそ

苦しかった。

 

(「本物の男の身体じゃないから~」って、ずっと思っていたし、それで自分を否定していた)




じゃあ、

なんで性別の悩みや生きづらさが解決したのか?
(過去に悩んでいたことは、今ほぼ解決している)


自分の心(本心)に合わせて

生きられるための
情報や考え方を知り

学んで体得してきたから。



自分の男の証を「心」として

(今は「男」にこだわっていなくて「自分で在ること」を大事にしている)

女性の身体でも、自分の心(男)に
合わせて生きることができ始めて
本来の自分の感覚に戻る感じ
自分の世界は180度変わった。



(※これは他人には強要できない部分。
でも、自分のいろんな部分を

自分自身が許容できるようになるほどに
周りの人も自分に合わせてくれるようになったり
自分がしたいように生きれるようになるから
自分の世界は生きやすくなるのだ。)



そう、僕が僕に戻るための
キーポイントは

『心の自由』だった。




まだまだいろんな部分で
遠慮したり
周りに合わせそうになる自分も出てくるけど
自分の心を殺さずに生きれている状態。


そして、これからもっと
本来の自分を出して発揮していけると思うと


伸びしろデカイ!(笑)

現在44歳!(今年)




FTMもみんな様々だけど
僕みたいな封印タイプもいると思う。



そして、何を感じて

どんなふうに生きてきたかでも

違うと思う。



だから、決して
身体を変えることが解決に繋がるわけではないし
身体を変えないから良いわけでもない。



自分のポイントを

見つけてあげること

が大切なことと


もっと大事なことは

自分の心(素直な気持ち)を

大切にすること




心を殺して生きるのはつらいよ。

僕は30代後半で限界がきていた。



最初は怖いかもしれないけど
少しずつ

自分の中に変化をつければ大丈夫。



自分が変われば
世界は変わる





今回の発見で


僕はやっぱり
心のことや生きやすさの考え方や

在り方について
発信をしていきたいなと思う。

 

 

 

 

今回の気付きは

自分の性別のことが

全て繋がるような気付きだった。

 

これは超爽快感!!

 

 

 

人と話をするって世界が広がるし

いろんな気付きが生まれる✨

 

 

違いを素晴らしいものだと

今まで以上に感じた。

 

 

今回の経験に

感謝したい。

 

ありがとう!

 


 







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