ナオヤの家から帰る時、ナオヤのお母さんに呼び止められました。


『貴方が本当に女の子になりたいなら、先ずはミキちゃんのお母さんに良くその気持ちを解って貰わないとね。』


『そして、メンタルクリニックという病院に相談してみてね。』


『ありがとうございます、よく自分の事を考えてみます』


帰りに紙袋を渡されました。中にはお姉さんが着ていたセーラー服が入っていました。


『お古だけど良かったら』


家にその紙袋を持ち帰って、母親に見つからないように自分の部屋のタンスの中にしまっておきました。


セーラー服って可愛くってまた着てみたい。そしてこの姿で学校に通えたら最高なんだけど。


みんなどういう反応するのだろう?


こんな妄想をしてはオナニーをしてしまうのは、性同一性障害ではないと、ナオヤのお母さんご言ったとおりなのかもしれません。


ミキは毎晩、セーラー服を着て家にある電気マッサージ器でオナニーするのが習慣になってました。


止まれないこの快感