おんりゅうです。
人に誤解されることを恐れている人は、
たくさんいると思う。
誤解される、というのは、
『誤った解釈をされる』
ということだと思っている人が多いと思うが、
そこには、
『自分の考えが【正しい】』
『自分の考えを私と同じように【正しく】理解すべきだ』
という、とても自分本位で奢った考え方がある。
自分が頭の中で考えていることが
そのまま相手に伝わることなど
あるはずがないと言っていいかもしれない。
人間は皆、独自のフィルターを持ち
頭蓋骨の中におさまっている脳の中で
思考する動物だからである。
むしろ、『違う解釈』、すなわち
『違解』
とでも表した方が良いのかもしれない。
自分の発したこと(言葉、態度、などなど)は、
相手が相手にとって都合の良いように
受け取って当たり前。
だから、受け取る側であるときも、
発する側である時も、
謙虚に、誠実にあろうとすることが
大切だね。
どんなことにも限界があるから、
理解すること、受け取ること、
そのままのエネルギーを受け取ること・・・
それが仮にできなくても、
あるいは、できなかったとしても。
その原因を探り、必要ならば謝り、
あるいは必要ならば行動や理解内容の修正をして、
また頑張れば良い。
そうしながら、朝になれば東から太陽は登り、
夕刻になれば西に沈んで、
世は移っていくのだから。