羨ましいだけなんだ

そう 羨ましいだけ


私は一人なのに

もうずっとずっと一人なのに

どうしてって

ただのヤキモチ



贅沢な悩みだと

腹の中で笑ってる

喧嘩する相手がいるだけいいだろ と

愚痴を聞きつつ思ってる


私はこんな奴

そう

私はこんな醜くて汚い

嫉んでも僻んでも

何にも変わらないのに


何処に手を伸ばしたらいいのだろうか

どうやってこの世界の荒波を越えていけばいいのだろうか


こんな私を

心底信じてくれる人なんて現れるのだろうか

世界中の誰よりも愛してくれる人なんて現れるのだろうか



ひとり荒んだ

時雨月の暁