雨降ってる中、歩きでコンビニいった
たった5秒くらいしか変わらないのに幼稚園ショートカットした
もうツルンツルンなわけさ道は
氷と雨のコラボレーション
で、幼稚園の駐車場に行ったら
暗くて道が濡れているのか、凍っているのか、乾いているのか、水溜りなのか、なんなのか
俺の目は鳥目で少しでも光がないとぼやけて分からなくなるのさ
だから一応慎重に傘を持ちながら、おじぃちゃんみたいにヨタヨタ歩いてた
その時は「ショートカットしなきゃよかった!!」って思ってたね
そしてやっと乾いてる場所を発見
怖くてイライラしてたから、そこをオアシスと名づけよう!ってジャンプして飛び乗った
想像では満員電車でギュウギュウなのに1スペースだけ広い空間があった感じ
だけども、だ!け!ど!!
オアシスと名づけたその場所はピッカピカの氷でしたクラッカー
満員電車で混んでいるのになぜ小さなスペースが空いてたかって?
下見てみなよ。酔ったオッサンのゲロあるじゃんwwwwwww
て声が聞こえたような聞こえたような
って妄想している間に俺の右足は中を舞った
その瞬間おれの左足にのみアドレナリンパワー集中
DNAの中からバランス感覚のみ抽出+今までの経験で起こったすべてのバランスの思い出を探す大脳
出た答えは「
ヨガ

俺は傘を右手で高々空に掲げ
左手はピンっと水平に
右足はエビの様に反り
そして左足はツルの様にピタッ
声は「うおっ」

人間は人それぞれ色を持っている
それを個性という
しかし日常生きていくには、みんな似た色にしないといけない時がある
街を歩いていると色んな人間がいるが大体は灰色だ
その中でピンクの人間がいたら「おかしな人」と思われるだろう
俺も、もちろんみんなと同じ灰色で街を歩いている
でもその時は俺だけゴールドに輝いていた
人が見ていたか見ていないかなんてどうでもいい
考えると恥ずかしいからだ
横見たら雨の中傘差してヨガやってるバカを見た
って近所が噂していた、なんて考えると空を飛びたくなる
ピーターパンが「いやっほーーーー!」って笑顔で飛ぶように
俺も同じことしたくなる
だから人が見ていたか、見ていないかなんてどうでもいい

何が重要か
俺が1秒間ゴールドに輝いた事だ
自分だってそんなこと起きるなんて考えてもいなかった
1秒後にはまた俺の色は灰色に戻った
道に出たらオバサン軍団が歩いていて
俺は「うおっ」って声が聞こえたか、ヨガのポーズしていたのを見られたか
一瞬気になったが、考えても意味が無いとすぐ気持ちを切り替えた
俺が転ぼうが光ろうが何しようが結局宇宙には影響はでない
だけどあの一瞬は、あの一瞬の時の俺にとったら長い出来事だった

結局何が言いたいのかというと
雨の日の凍った地面は危ないよ(・ω・)ノ
って事だ