最近、コンビニエンスストアや駅売店の目立つ位置に置かれるチョコレート。
以前なら「あり得ない」と思われていた組み合わせの商品が、
相次いで新商品が発売されています。






ロッテは、昨年12月初旬から1月中旬にかけてチョコレート菓子の新商品を続々発表しました。

その中の一つ
ルーツ・オブ・ロッテ」は、ロッテ創業60周年を記念した板チョコレート。

ロッテチョコレートの生みの親であるスイス人技師マックス・ブラック氏のオリジナルレシピを再現した独特の「懐かしい味わい」で、当時の味に親しみがある60代にまで食べてもらうというコンセプトです。



07年からはサントリーとのコラボレーションで、
ロッテは、30~40代男性向け商品を展開しています。

今年、発売するのは、
シングルモルトウイスキーチョコレート(山崎12年)」と
シングルモルトウイスキーチョコレート(山崎12年)デザートタイプ」の2商品です。


ロッテはさらに、ポテトフライ状のスナックをチョコレートでコーティングした
ポテトdeガーナ」も新展開しています。


現在ロッテは、商品一つひとつのターゲット層に細かい設定を加えるようにしています。

ロッテでは、
「年齢や性別だけでなく、シチュエーションや嗜好まで細かく設定することで、
ターゲットは迷うことなく商品を手に取るようになった」
と話しています。
この結果、チョコレート全般で、同社の売り上げは
前年比10~20%増と好調です。





明治製菓は、2007年に塩味のあるスナックをチョコレートでコーティングした
北海道チョコポテト
(日本食糧新聞主催の第26回『食品ヒット大賞』優秀ヒット賞受賞)
を発売するなど、
目新しい素材を組み合わせた商品開発に力を注いできました。

「北海道チョコポテト」のヒットにより、
「塩味×甘味」のチョコレートに対する市場ニーズを高めることに成功。

これに続き、昨年12月9日から
うす焼きショコラ」を一部の地域で販売しています。

さらに今年2月3日には「甘辛さ」をウリにした
アーモンドあられクランチ」を発売しました。



このほか、日本で初めて
冬季限定で発売するチョコレート」として誕生した
「メルティーキッス」シリーズから、
メルティーキッスゴールドビーンズ」を、
1月20日から全国で発売。

希少なベネズエラ産カカオを使用したことが特徴で、
「メルティーキッス」シリーズ初の産地訴求商品とアピールします。



森永製菓は08年12月から、
人気定番商品「小枝」シリーズの新商品
小枝の実」を発売。

この商品は作業、仕事の合間に「ながら食べ」してもらうことを狙っています。
そのため、チョコレート粒を小さくするだけでなく、
手を汚さない特殊コーティングを施しています。



キャドバリー・ジャパンは、ガムとチョコレートを組み合わせた
リカルデント スマートタイム 
マイルドチョコレート
(粒)」
を3月9日から発売します。

これは、粒ガムの中にチョコレートを閉じ込めたガム。
本来、ガムとチョコレートは油性同士のため組み合わせて作るとチョコの中にガムが溶けてしまうのですが、
同社では、この新商品のために
「溶け出さない製法」を開発しています。



今後も、新境地を開こうとしているメーカーは増え続けてるようです。

今後、いかに世の中の動きを読み取り、
売れる商品を開発するかがキーポイントになりそうです。