自転車メーカーが今月から、
発進時や坂道でもこぎやすく改良した新タイプの電動自転車を相次いで発売します。


昨年12月に道路交通法施行規則が改正され、
モーターの補助力アップが可能になったためで、
電動自転車の出荷台数の増加傾向をさらに加速させます。




電動自転車はこれまで、
人がペダルをこぐ力とモーターの力を等しくするよう規制されていました。

しかし、安全性に問題ないとの判断から、
上り坂やこぎ始めが、時速10キロまでは、
人力の2倍までモーターの補助力をつけられるようにしました。


 
新基準対応の第1号は、
パナソニックサイクルテックが13日に発売した
リチウムビビ
の新商品4機種(8万5800円~)。



2月上旬には、三洋電機が乗ったまま発電・充電できる「エネループ バイク」6機種(9万1140円~)を発売します。

この自転車には、eneloopシリーズの一員として発表されただけあり、クリーンエネルギーを発電する
創エネルギー技術”と、作られたエネルギーを蓄える
蓄エネルギー技術”といったエコロジーな技術も盛り込んでいます。

それが、前輪に装備されたモーターを発電機として利用する回生機構によって、走りながらバッテリーの補充電を行う
ループチャージ」です。

後輪ブレーキを握ることでモーター機能から発電機能に切り替わり、充電されます。

また、坂の勾配を自動感知してアシスト量を制御したり、下り坂の慣性走行中は自動的に発電モードに切り替わる
「オートモード」も用意されている。


同社の実験によれば、
自動で充電を行うオートモードでは、走行中に充電をおこなわない標準モードに対し、
最大で1.8倍も走行距離が伸びています。


ヤマハ発動機
PAS」3機種(10万4800円~)、
ブリヂストンサイクル
アシスタスティラL」(10万8800円)を売り出します。



自転車協会によると、電動自転車の08年1~10月の国内出荷台数は27万1515台。

排気量50CC未満の原動機付き自転車(バイク)は同時期に前年同期比36.4%減の25万2385台(日本自動車工業会調べ)にとどまり、
08年に電動自転車が初めてバイクを上回る見通しです。

環境意識の高まりとガソリン高からの節約志向から、
今後も電気自転車の人気が高まりそうです。