今月から東京への就航を開始した
ジェットスター航空の航空運賃は、
成田~オーストラリア・ケアンズ間がたった
2万円
なのです。

しかも往復の値段でだ。キャンペーン料金とはいえ、利益が出るのかを心配をしてしまうほどの安さです。

しかし世界を見渡せば、低価格を売りにした航空会社は珍しくなく、
ローコストキャリアと呼ばれて親しまれているのです。


格安航空会社でアジア最大手の
エア・アジア(マレーシア)が
2009年にも日本に進出します。

エア・アジアは、
クアラルンプール-バンコク間の航空券をなんと
1500円で販売しています。


東京-クアラルンプール間のような国際便では、日本系エアラインとは比べ物にならない破格の安い運賃設定が見込まれています。

アジアを席巻している格安航空の波が
日本にも押し寄せてくるのです。



でも、どうやって激安価格を実現しているのでしょうか。
世界の航空事情に詳しい航空ジャーナリストの
秋本俊二さんに話では、
例えばジェットスター航空の場合、通常は運賃に含まれる機内食やビデオ上映など多くの機内サービスが有料のオプションになっています。無料で行うサービスを最小限にすることでコストを削減し低価格を実現しているわけです

また、機内サービスの有料化はほんの一例で、
各ローコストキャリアは様々な方法でコストを削減しているという。

使用する機体を1機種に絞ることで整備などにかかるコストを削減している会社も多いですね。

機種を限定すると、様々なパイロットを雇わなくても済むというメリットもあります。
パイロットのライセンスというのは、機種ごとに違うんです。


それからターミナルビルに入居せず、近くにプレハブみたいな簡素な専用ターミナルを作ってビル使用料を節約したり、
客室乗務員が機内清掃を行うことで清掃コストを削減しているところもありますよ

と語っています。

確かに、飲み物や備品類にいちいち追加料金が発生する方式は一見、
サービスの低下のように見えますが、
必ずしも全員が使うわけではないヘッドホンや枕、毛布などは、必要とする人だけが対価を負担すれば、
使わない乗客はその分の料金引き下げになります。


それに、使用料が売り上げになれば、
さらに運賃が下がる原資になります。

日本では、航空運賃が高止まりしているので、
格安航空会社からは高収益が期待されているようです。

来年は、かなり安く海外旅行に行くことができそうです。