自動販売機による飲料水の価格は120円が一般的ですが、
最近、1本80円や90円で販売したり、
同じ飲料水が100円均一だったりする、
激安自動販売機をたまに見かけるようになりました。







消費者にとってはありがたい価格設定ですが、
どうやって激安自販機が増えているのでしょうか。

激安自販機の仕掛け人は、
自販機メーカーのフジタカです。

2002年から飲料安売りのための自販機を販売したところ、
普及台数は右肩上がり、
今では4万台に達しています。


フジタカでは、消費者に安く、
またワンコインで便利に利用してもらうために、
設置者に100円で販売するようにすすめているのです。

ただし、ただ百円での販売をすすめるのではなく、仕入れのルートを工夫し安く仕入れたり、
通常はひとつの自動販売機に、
ひとつのメーカーの商品だけが入るところを、
複数の大手メーカーの商品を自由に組み合わせ販売することで、
販売効率を上げています。


そのため設置者も無理なく100円で販売することができるのです。

 
日本自動販売機工業会によると、
07年時点での飲料自販機の普及台数は263万台で、
すでに飽和状態にあります。

これまでは安売りをしなかったメーカー系の自動販売機も、
激安自販機との競争が発生。

また、フジタカでは、
価格は販売店が決めるもの」としながら、
大量仕入れで値は安くなりますし、賞味期限が迫っているもの、デザイン変更したもの、
在庫処分で放出されたものなどはかなり安く仕入れられます。


また、人気の無い商品を
赤字覚悟で安くして、他の商品で元を取るという戦略もありますね

と話しています。


また、大阪市内の不動産会社社長が設置している
自販機では缶コーヒーを10円で
売っているのだとか。


社長は小売価格が150円するコーヒーを1本25円で卸売業者から
仕入れたのです。

安く仕入れることができたのは賞味期限が迫っていたからで、
実は賞味期限
6日前までは50円で売られていました。
それが期限切れまで残り2日でついに10円になったとか。


競争に勝つためには価格を下げることが1つの方法であり、
またこのところの金融危機や株価下落により、
消費者は価格に敏感になっていることからも、
激安自販機の普及は今後しばらくは順調に伸びていきそうです。