ミニノートパソコンの販売が、
国内市場の状況を変えてきているようです。





調査会社BCNによると、
9月のノートPCの販売台数シェアで、
ソニー、富士通、NEC、東芝の
「四強」の一角を切り崩して、
台湾エイサーが14.7%のシェアを獲得し、
ソニー、富士通に次いで3位に入りました。

 
ミニノートPC(液晶の大きさが10.2インチ以下)に限ると、
同社のシェアは50%を超えていて、
2位の台湾ASUS(アスース)の32%を大きく引き離しています。

高級感のあるデザイン、万全の供給体制、
他社に比べて数ポイントは高いと見られる販売店へのマージンなどが影響しているようです。

 
また、日本エイサーは、
マルチブランド戦略を発表しました。

マルチブランド戦略とは、1つの製品カテゴリーの中に複数のブランドを展開する方法。

同社の母体企業となるエイサーグループは、2007年9月にGateway
2008年1月にPackard Bellの買収を完了し、
グループとして現在、
acer、Gateway、
Packard Bell、eMachines
の4ブランドを有しています。

今回の発表は、自動車業界や化粧品業界ではすでに行われているマルチブランド戦略を、
PC業界では初めてエイサーがこの4ブランドで行うというのです。

同社代表取締役社長のボブ・セン氏はこの戦略をシェア拡大の大きな戦略と位置付け、
3年以内に日本でのシェアトップ5に入る」と目標を発表しました。

また、ミニノートPC「Aspire one」を
eMachinesブランドではなく
acerブランドで出した点について、
Aspire oneは、ローコストのエントリーモデルではなく、
多くのハイテクノロジーが使われている。ブランドの位置づけは価格の違いではなく、製品を買うときの動機の違いにあるので、
acerブランドになった
」と説明。

さらに12月発売予定の新しいミニノートPCについても
Gatewayや eMachinesブランドの定義にあった新製品も投入していきたい」と話しています。

エイサーでは、
ミニノートPCが、目新しい物好きの人々にとって、
スマートフォン、
標準的なノートPCに続く第3のデバイスになると見ているようです。


エイサーの日本戦略が成功につながるのか注目が集まります。