最近の食料品の高騰にスーパーのレジで、
支払い金額に驚いた覚えはないでしょうか。


食料品に限らず、日用品、衣料品と値上げ傾向にある今、
スーパーやコンビニなどが手掛ける
プライベートブランド(PB)が
なぜ、このインフレ時代に低価格を実現しているのでしょう。




PBブランド『トップバリュ』を展開するイオン株式会社では、
1994年にPB商品の開発、販売をスタートしました。

2008年現在、食糧品をはじめ日用品から家電まで、約5,000品目のPB商品を手掛けています。

イオンは、
私たちがPBにこだわるのは何よりも商品の品質です」といいます。

商品の質を落とせば、安く提供するのはそれほど難しいことではなでしょう。

しかし、品質にこだわるイオンでは、ナショナルブランド(NB)と比べ、同等もしくはそれ以上の品質を守りながらNBの約3割抑えた価格を実現しているのです。

高品質、低価格の実現には、大きく3つに分けられます。


1つ目は、イオンは、全国を網羅する物流網を自社で持っているため、
商品は製造委託工場から各店舗まで直接届けられ、
物流コストを最小限に抑えられているのです。

2つ目は、過去のデータを元にメーカー各社と24週先までの需要を予測し、
その上で製造を依頼しているので無駄が少ないことです。


3つ目は、NBを売り込むために、メーカーは広告を打つ必要がありますが、
PB商品は全て買い取りのため宣伝する必要がなく、広告費が削減できるのです。

この.3つの仕組みが機能することで、商品が店頭に並ぶまでのコストが大きく削減され、
高品質・低価格が実現しているのです。


それでは、メーカーにとって自社商品の競合であるPB商品の製造を請け負うメリットはあるのでしょうか。

それに対して、イオンでは、
PBは商品を全部買い取るので、メーカー様にとっては在庫を抱えないというメリットがあるのではないでしょうか
と話しています。

「メーカー」、「消費者」、「小売業者」にとって、良い事が多いPB商品なのです。

安かろう、悪かろう」の時代は終わり、
品質を見極める目を持った消費者が
良いものをより安く」という時代になっているようです。

PB商品のさらなる開発に期待がかかります。