昔からの定番商品が並ぶスーパーやコンビニの
おつまみ売り場」が、
最近、大きく変化しているようです。




その中でも目立つのが、
グリコの「チーザ」。

チーズを51%以上練り込み、濃厚なチーズのうまみが味わえる
“洋風おつまみスナック”です。


今年2月の発売直後から売れに売れ、一時は欠品による出荷休止となった。4月の販売再開後も好調で、おつまみ市場では異例のヒット商品となっています。

理由は、「本物のチーズとスナックの中間」的な独特の味わいが楽しめることで、
グリコは、「この食感は、チーズ加工をする際にでんぷんを使用する
『ハイチーズ製法』によるもの。
特許出願中のグリコオリジナルの技術

と話しています。


一方で、おつまみの老舗・なとりもこれまでにない商品を展開しています。
ガムやチョコでおなじみのボトルタイプのおつまみや、
金色のパッケージで高級感を演出した
一度は食べていただきたい」シリーズ、
洋風の新しい食べ方を提案する
ディップするおつまみ」、
チルドタイプの
くちどけチーズたら」など、ユニークな商品を相次いで投入。




○大人のお菓子が人気

38gで190円前後と、従来のスナック菓子よりも少量で高い
チーザがスナックとして売れている理由として、
少量で高い“大人のお菓子”の波は、すでにスナック菓子売り場でも起こっていました。

スナック菓子最大手のカルビーが販売している、じゃがいもを皮付きのまま揚げて素材感を活かした
ジャガビー」や、
海外のポテトチップスのようなイメージの
オリーブオイルポテトチップス」は、同社のほかのスナック商品と比べると少量で高いのですが、
ターゲットの20~30代女性を中心に好調な売れ行きなのです。

ほかにも、
「サッポロポテト つぶつぶベジタブル」
「ベジたべる」
「さやえんどう」
といった野菜の素材を前面に出した商品も30代以上の大人に受けています。



カルビーの調査では、意外にもスナック菓子の消費層は中学生に次いで30代が多く、
近年では40代の消費層も伸びつつあります。


スナック菓子業界では、メーンユーザーである小学生から高校生にはボリュームや新しいフレーバーで訴求する一方、
大人向けには「素材感」や「適量感」を重視した商品を展開していくという流れになっています。

大人の少し贅沢なものという“大人スナック”は、
まだまだこれから増えて行きそうです。