地元の食材を使った
ご当地ハンバーガー」の人気が急上昇中しています。

佐世保バーガー」が東京展開するなど全国に広まる兆しも出ていますし、
東京ミッドタウンや新丸ビルといった注目スポットにも、
こだわりの食材を使った本格バーガーの出店が相次いでいます。



 

ご当地バーガーとして全国的にも知名度がダントツに高い
「佐世保バーガー」。
1950年頃に長崎県佐世保市の米軍基地に駐在していたアメリカ人から伝わったのが始まりとされています。

以来、数十年にわたって続いている店もあり、それぞれが独自の味を出しています。

地元独自の食文化を全国に知らせようと、市では2006年度から佐世保バーガーの認定制度を設けました。

現在32店舗が登録されている。佐世保観光コンベンション協会によると、注文を受けてから作っていること(作り置きでないこと)、
独自のこだわりがあること、地元の食材を使っていることの3点が認定の基準です。




○さまざまなご当地バーガー

東京にも佐世保バーガーの店があります。
草分けは「ザッツバーガーカフェ」で、
佐世保出身で、現地で修行を積んだ店主が2003年5月中野にオープンしました。


ご当地バーガーは、最近では観光客を呼びこもうという狙いで各地で作られています。

福井県産のビーフに、福井県三国産のらっきょを組み合わせたという一風変わった
三國バーガー」(550円)は、豚肉や野菜もすべて国産。

さらにバンズは炊いたコシヒカリをパン生地に練りこんだオリジナルで、味の決め手となるバーベキューソースやマヨネーズも自家製です。


また、愛媛県松山市の市民グループ「イケメン連」がサッカー愛媛FCのJ2昇格をきっかけに考案したのは、
じゃこかつバーガー」です。
愛媛FCホームゲームの試合会場で販売しています。

肉の代わりに地元の八幡浜市場に水揚げされた魚だけを使ったすり身と、たっぷりの野菜を使ったコロッケを入れて、
「魚にはやっぱり米がいい」ということで、国産米100%のパンを使用しています。

 
ほかにも宮城県気仙沼ではサメの肉を使った
フカバーガー」、
沖縄ではゴーヤを使ったバーガーが販売されています。

ご当地バーガーは、
ここでしか食べられないというプレミア感がついてリピーターも増えているようです。




東京でもこだわりの食材を使った本格ハンバーガーの店が増えているといて、
FELLOWS」(世田谷区)は、肉を塊からさばいてミンチにし、ベーコンは店主の自宅で燻製にするというバーガー専門店です。

ハンバーガーが950円、チーズバーガーは1100円、
150gもあるパテは、食べ応えがあって、男性だけでなく女性客も多い。店の経営者によると05年11月のオープン時よりも着実に客は増えているそうです。


東京・六本木の東京ミッドタウンには、塊肉を叩いて作ったパテを炭火でジューシーに焼き上げたハンバーガーが味わえるという
三軒茶屋発の「アメリカンダイナー」が出店しています。

こちらは、本格的な素材が売り物で、プレーンバーガーが976円、チーズバーガーが1029円です。

旅行などにいく場合に、事前にご当地バーガーを調べて出かけるのも楽しそうですね。