コンビニエンスストアがインターネット事業を相次いで強化しています。

ローソンはネット書籍販売のアマゾンジャパンと提携し、
店舗で商品を受け取ることができるサービスを始めました。

セブン-イレブン・ジャパンもサイトを全面リニューアルしました。




大手コンビニは全国各地で年中無休24時間の店舗を展開していて、
自宅への配送だけでなく店舗での受け渡しができるのが強みです。

既存店売上高の前年割れが続くなどコンビニの
「成長神話」には陰りが出てきていて、
市場の拡大が続くネット通販との融合を加速し、
新たな成長の原動力としたいところです。




ローソンは、書籍など1000万点以上を扱う
アマゾンジャパンとパートナーシップ契約を結び、
7月から店舗での受け取りサービスを始めました。

利用者はアマゾンのサイトで注文した商品を24時間好きな時に全国約8600店舗で受け取れます。


書籍の受け取りサービスは、すでにセブンーイレブンがヤフージャパンなどと
セブンアンドワイ」を設立し展開しているほか、
ファミリーマートとサークルKサンクスが
楽天ブックスと展開していて、
ローソンは最大手のアマゾンと組むことで巻き返しを図ります。


一方で、セブン-イレブンは8日から既存のネットショッピングサイトなどを一本化し、
セブン-イレブン ネット」として全面的にリニューアルし、
幻の焼酎といわれる
森伊蔵」など酒類を充実させました。
自宅への配送のほか、店舗での受け取りもできます。

店舗で扱う商品は通常2000~3000品目に限られますが、
ネットには制限がありません。

ネットを使うことで品ぞろえを拡大できる。1万2000店の店舗網も強み」(同社)と、
コンビニとネットの融合メリットを強調しています。

全国のコンビニ売上高は既存店ベースで2007年まで8年連続で前年割れとなっていて、
店舗の飽和で成長が鈍化しています。

一方、野村総合研究所の調べでは、
ネット通販の市場規模は07年度が約5兆円で、
10年度には8兆円を超えると試算されています。

ただ、コンビニがネットで取り扱っている商品は大手メーカーの商品が中心で、
ネットで人気となりやすい、こだわりの品では専業サイトに見劣りしてしまいます。

ただ、今後、ネットとの相乗効果で業績の上昇を狙えるのは間違いないと予想できます。

コンビニ受け取りは便利なのでさらなるサービス向上を期待しています。