食品の値上げが相次ぐ中、カップめん業界に異変がおきています。

2008年に入り、ナショナルブランド(NB)の商品が値上げで売り上げが落ち込んでいるのに対し、
小売り大手が展開しているプライベートブランド(PB)が大きく躍進しているようです。




日経新聞が、値上げ前の売上高と08年5月の売上高を比較したデータを公表しています。

それによれば、
日清食品の「カップヌードル」が52%減、
明星食品の「一平ちゃん夜店の焼そば」が14%減、
東洋水産の「マルちゃん赤いきつねうどん」が33%減、
といった具合にナショナルブランドのカップめんの売上高が大きく減少しています。


日清食品は2008年1月に「カップヌードル」の価格を155円から15円値上げ、
東洋水産も「マルちゃん赤いきつねうどん」を同じく155円から15 円値上げしました。


めん製品の原材料となる小麦粉と、包装資材の原料となる石油製品の価格高騰の
「ダブルパンチ」で、値上げが避けられない状況に追い込まれました。


一方で、プライベートブランドのカップめんが人気商品になってきている。

セブン&アイは「イトーヨーカ堂」などで
セブンプレミアム「しょうゆヌードル」を販売しているが
価格は88円。


イオンのトップバリュ「ヌードル」は78円。

西友の「グレートバリューしょうゆヌードル」も78円と、
ナショナルブランドのカップめんの店頭価格よりも40円以上低く抑えられています。
そのため、「販売は好調」(セブン&アイ)というのです。

PBのカップめんはもともと人気商品だったが2008年に入ってから
売り上げが2倍に増えました。

いまでは「工場がフル稼働でも間に合わない状態」だという。

しかもイオン店舗では、「NBのトップブランドよりも(PBが)売り上げでは上」の状態です。

ナショナルブランドが、プライベートブランドに追い抜かれる現象も見られるようです。

この状態がどこまで続くのか、かなり注目です。