大手銀行や地方銀行が住宅ローンの拡充競争が激しくなっています。

女性専用ローンを始めたり、子育て支援サービスを導入するなどあの手この手で顧客獲得に懸命です。

 



横浜銀行や千葉銀行など地銀7行は今月、住宅ローン商品の共同開発で合意。

第1弾として2008年年度上期をめどに女性専用住宅ローンの取り扱いに乗り出します。
家事・育児の代行サービスや乳がん検診、宿泊施設の優待といった特典を設け、女性の取り込みを狙っています。


三菱東京UFJ銀行は、住宅ローンを利用中に出産した女性顧客が、出産後6カ月以内に申し込むと、
それから1年間は金利を年0・2%引き下げる優遇サービスを導入しています。

みずほ銀行は昨年末から、住宅ローン利用者を対象にした

子育て応援サービス」を提供しています。

20歳未満の子供がいる場合、返済額の増額の際に必要な手数料を無料にし、子育て期間中の出費の増減に対応しやすいようにしたほか、
子供の進学や改築、旅行資金などに利用できる多目的ローンの金利を通常より0・1%優遇するなどの特典を設けています。


りそな銀行は住宅ローンの利用者に他行の現金自動預払機(ATM)を利用した際の手数料を返還するサービスを開始。


三井住友銀行では、利用が増えているインターネットでの繰り上げ返済手続きを24時間無料にしました。



各行がサービス拡充を急ぐのは、地価の上昇などの影響で住宅需要が低迷し、
これまで順調に伸びてきた住宅ローンに急ブレーキがかかってきているためです。

新規参入組への警戒感も強く、
イオン銀行は今年1月に、住宅ローンの扱いを開始。

金利を大手行より0・1%程度低く設定したほか、保証料を無料にするなどサービスを手厚くしました。

ゆうちょ銀行も住宅ローンを含む新規業務の認可を申請中。

認可が得られれば、年内にまずは東京、大阪、名古屋の3大都市圏の50店程度で提携先のスルガ銀行(静岡)の住宅ローンを代理販売する予定です。

顧客争奪戦の一段の激化していますが、
利用者にとっては金利の引き下げやサービス内容の充実が進むというメリットが期待できそうです。