上場REIT(不動産投資信託)に投資する国内籍の公募ファンドの残高が初めて10兆円台に乗せました。
堅調なREIT相場を支えに、5月末の純資産残高は前月末比7.1%増の10兆3364億円となりました。
ファンド数は181本。
REITファンド全体のうち、131本(72%)は定期的に分配金を受け取れる分配型。
一般的に、REITファンドは株価との相関が低いとされており、同じ定期分配型ファンドを持つ個人投資家の間でリスクや資産を分散する投資商品として注目されています。
分配実績が外債や外国株式に投資するファンドと比べてそん色がないことも人気につながっているます。
東証REIT指数は5月も高値圏で推移。
前月比4%上昇し、基準価格も上昇しています。
「REITを1つの資産クラスとして組み込んでいるバランス型ファンドへの資金流入が続いており、投信を通じた個人の買いも相場全体の支えになっている」(日系運用会社)といいます。
5月末時点で純資産残高が最大のREITファンドは、
1位は日興アセットマネジメントの「財産3分法ファンド(不動産・債券・株)毎月分配型」で1兆4153億円(前月末1兆3757億円)。
2位は野村アセットマネジメント「グローバルREITオープン」で7720億円(同7526億円)。
3位は大和証券投資信託委託の「りそな・世界資産分散ファンド」で6689億円(同6427億円)です。
5月末時点で純資産が1000億円以上のファンドは24本。
これらファンドが全体の約7割を占めています。
5月の新規設定は海外型6本で、そのうち毎月分配タイプが3本、隔月分配タイプが2本ありました。
不動産への投資ですので、分散投資のひとつとしてはもって起きたいファンドのひとつですね。