私、津軽三味線始めてから、よく思い出しているマンガがあって。
山岸凉子先生の、「笛吹き童子」というお話です。
多分、読んだの20年以上前だと思うのです。でも、とても好きなお話だったので、最近しょっちゅう思い出します。
あらすじ‥書きたいと思いましたが、山岸先生の作品を読んでいただいた方がきっといいので、そうですね、少しだけ。
平安時代、雅楽師の家に生まれた男。演奏家としてその家を継ぐ立場なのに、音楽の才がまるでないのだった。
自分の才能のなさに打ちひしがれ、家を継ぐことを諦めたその男に、あることが起こり‥
というようなお話です。
私はこのお話が、大好きです。
私も、もしかしたら、そうかもしれないから、好きでやっていることを、精一杯やりたい。
いつか、自分の才能を信じられる日が来るかもしれないから、がんばりたい。
いつも、心の中でそう思ってる。
このお話を思い出して、自分を励ましてる。