2月も終わりになり、今週は春の兆しが見える天候となりそうですね。

歩いていても先週までの冷たい風とはうってかわり、今日は春っぽい風で足取りも軽くなりました。チューリップ

 

 今回のタイトル「開放弦」。

 開放弦とはバイオリンの4本の弦を左手を押さえずに弾くことをさします。

バイオリンを習い始めに練習するのがこの「開放弦」。

しかしミ、ラ、レ、ソの音だけなので、やっているうちに、「はやく左手を置いて他の音も出して、曲がひきたいよ~。」と思ってくるものです。そう、ちょっと退屈な練習の一つかもしれませんね。しかし美しいいい音で開放弦が弾けるようになってくると、それはそれで楽しい練習になるのですが、、、。またウォーミングアップに必ず私は行っています。

 

 昨年2回ほど参加させていただいた「バイオリン骨体操」を行っている遠藤記代子先生のブログの中で、少し前にこの開放弦の練習にお勧めの教材が紹介されていました。

Friedrich Hermann の100 Violin-studies Op20 というものです。

生徒さんと先生用の2重奏になっていて、最初のほうにこの開放弦の練習が載っています。

 先日これを大人の生徒さんにウォーミングアップを兼ねて一緒に弾いてもらいました。

 そうしたら本当にメロディーがきれいで、開放弦の練習とは思えないぐらいに、もう立派な曲になっているのです。私も弾いていて幸せ、ほっこり感を味わいました。

 生徒さんも、「なんだかきれいな曲なので、肩の力が抜けてす~っと弾けました。」とおっしゃっていました。 

 

 同じ練習するなら弾いていてうれしくなるようなもの、またはいいな~このメロディー、曲!って思えるものがいいですね。 

 今回は大人の方に弾いていただきましたが、また小学生ぐらいの生徒さん達にも弾いてもらって反応を見てみたいなと思いました。 ニコニコ音譜猫

 

バイオリン教室 ル・ヴィオロン池田市、西宮市(仁川、甲東園)

 教室ホームページ    https://leviolon.amebaownd.com

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