2756回目レビンズ | LEVIN オフィシャルブログ『LEVI LIMIT』 Powered by アメブロ

2756回目レビンズ


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レビンズ1号2号ですニコニコ

ライヴ中
彼ら(ローディー)が居てくれないと
出来ない事がたくさんあります。

ドラマーは演奏中、両手両足が塞がってるし
当然移動も出来ないし
ドラムの音が無くなると
演奏が止まってしまうからビートを絶やす事はできないのですが
大抵の曲はカウントなりドラマーから始まって
ドラマーがシメて終わるから
もうライヴ中、終止大忙しなわけです。

曲と曲の時間が0秒どころか
場合によってはマイナス2秒くらいの時もあるんですよ!

どういう事かというと
例えば1曲目と2曲目の曲間がとても短い場合
見ている人には、2曲目がすぐ始まったようにしか聴こえないけど
ドラマーの耳の中は1曲目の最後の音がまだ残ってる中で
2曲目のカウントが流れ始める事だってよくあるんです。

そういう曲間の場合
譜面をめくる時間すら無かったりするのです。
そういう場合は、2曲目を叩きながらめくる事もあるのですが
テンポの速い曲の場合はそれすら出来なかったりします。
そんな状況の時に
ローディーさんが3本目の腕になってくれるわけです。

そんな状況でライヴしているから
もしトラブルが起きてしまうと
場合によっては中断するしかなくなってしまうのですが
そこを、フォローするのも彼らの仕事です。

ドラムセットってたくさんの
原始的な仕組みの楽器で構成されているから
どうしても予期せぬトラブルが起きてしまうものなんです。

それに
ドラムはたくさんのマイクで音を拾ってるんだけど
マイクの向きが少し変わるだけで、拾う音も変わってしまうのです。
(つまりドラムセット以外にもトラブルが起きる可能性がある)
皆さんにわかりやすく言うと
例えばカラオケでマイクを口から離したら声は拾わなくなるでしょ?
ドラムも同じで、決められた角度や方向に向いていないと
いい音で客席に向けられたスピーカーから出せないのです。

こんな状況の中で演奏しているから
確実にコンサートを進めるには
助けてくれるスタッフが必要なのですが
その任務を確実に実行出来るのはこの二人しか居ません。

俺が
ステージで笑顔でドラムが叩けるのは
陰で支えてくれている彼らが居てくれるからなのです。

毎回必ず
俺に怒られている彼らですが
とてもとても感謝しています!!

これからもよろしくニコニコ