またまた伊那食品工業の話になりますが
この会社の事を少しでも多くの方々に知って頂ければと思います

伊那食品工業株式会社
 
年輪経営とは
木の年輪のように
見た目にはあまり分からないが確実に成長していく事
急成長はしない
 
例えばブームが来て
大量生産の為の人員増や設備投資は
ブームが去った後に人員削減をしなければならない
これは「解雇」するという事




 
 
伊那食品工業では解雇は一度もないそうだ
 
「遠くをはかる」
目先の利益にとらわれず
社員を大事にするという塚越会長の言葉だ
 
新商品発売のタイミングも重要
試食では評価が良くても
今期の売上をあげる必要がないので
開発の貯金
をするのだ
 
 

好況対策をすべきだ
不況対策ではない




伊那食品工業株式会社
朝礼を大事にしている会社
情報伝達の為の手段が日々進化している
携帯、パソコン、新聞、雑誌
口が空いているのなら口で伝える
体が空いているのなら
印刷物ではなく 口で伝える
 
会社通勤で右折は禁止
道が渋滞するから 時間をかけてでも左折で出勤
スーパーなどで店の手前に駐車するのは禁止
身体の不自由な方やお年寄りに利用してもらうため
 
老舗というのは仕入れ先を変えない
わが社もそうだ
 
老舗でも変革は常に行ってある
会社は常に変革をしていくべきだ
 
老舗はファンを増やしている
ファン=信者
くっつけると"儲かる"という字になる
ファンづくりは商売の原点
目先の利益だけではダメ
 
社員を粗末にする
値下げをする
仕入れ先を変えるのは敵づくりである
 
効率を求める経営が増えている
 
遠くをはかる
目先の欲は考えない
 
社員の笑顔がいい!!
来客が褒める
社員400名ほどいるが
社員同士仲がいい
 
社是
いい会社をつくりましょう
日本一になろう 世界一になろうは経営者の目標である
従業員が納得しなきゃダメ「何故日本一目指すんですか?」
「給料が上がるんですか?」
みんなが納得する社是を掲げよう
 
1日で人生の大事な8時間を会社で使うのだから
快適でないといけない
 
福利厚生は設備投資より重要
トイレは早々とウォシュレット
食堂も広く
 
とにかくみんなで力を合わせて
みんなでいい会社をつくろうという社是が大きな利益を生んでいる
 
敷地内にレストランもある
土日が忙しく
前日が雨や台風だった場合
葉っぱや土砂が散乱している
社員は土曜日や日曜日 自主的に会社周りを掃除している
敷地内には仕切りがなく
守衛もいない
水が有名になり お客様が汲みにくる
あまりにも行列が出来てしまうので
1500万かけてもう1つ設備をつくった
水は無料である
 
外に出れば電話は一本もない
会社内では忙しい
社員が仕事をしてくれているからだ
 
8は末広がり
八も
縁起がいい数字だ
 
将来必ずいい事があるような会社を目指そう
 
先が明るい事を夢という
遠くをはかって種蒔きをしよう
 
業種によって出来ない所もあるが
3交代制シフトをしない
社員の健康を考えて
 
冬場の車のアイドリング
霜などをとかす為 10分くらいエンジンをかけて待っている
屋根をつけるだけで霜は降りない
設置した人には設置費用7万円を支給した
 

ほんの一部です
 



日本理化学工業株式会社では従業員の7割が障害者だ障害者雇用の経緯はこちらから

日本理化学工業株式会社
 
障害者が健常者と共に働く事は難しいと考えられている
日本理化学工業では
障害者に合わせた設備をつくっている
 
人を工程に合わせるのではなく
工程を人に合わせる
 
ダストレスチョークをつくる場合
数字が読めない人の為
必要な分量分のおもりをつくって
青い容器の材料は青いおもりで量って混ぜる
と教える
 
この子たちは自宅から会社まで歩いて もしくはバスで通勤しているので
信号機のある道を通っている
だから色を識別する能力はあるのだ
 
機械を何分動かしたらいいか分からない人には
稼働時間を計って砂時計をつくって
機械のボタンを押して
砂時計をひっくり返し
砂が全部落ちたら機械を止めるよう教えた
 
 
「ビジネスの力で福祉を変える」
この言葉はクロネコヤマトの生みの親 小倉昌男さんの言葉です

株式会社スワン
スワンベーカリーというパン屋さんで障害者と健常者が同じ賃金で働いている
 
働く喜びはみんな一緒だ
 
人に愛されることやほめられること
人に必要とされること 人の役に立つこと
何かを成し遂げるには仲間が必要だということ
 
社会に出る事で施設では得られないことを経験できるのだ
寒天をつくっている会社です
国内マーケットの80%、世界で15%のシェア
寒天メーカーの世界トップまで上り詰めたと言える会社だ
48年間 社員の給料とボーナスをあげ続けてきたことを誇りにしたいと語る
 
社是
いい会社をつくりましょう
いい会社とは
単に経営上の数字ではなく
会社を取り巻くすべての人々が「いい会社だね」
と言ってくださる会社のこと
社員自身が会社に所属することの幸せをかみしめられるような会社のこと
寒天ブームの到来
注文が殺到しましたが
塚越会長は
すべて断って下さい
これは一過性の流行です
必ず廃れ
そのあとには必ずいやなことが起きる
そのときに社員を犠牲にしたくない
ご注文いただいてありがとうございます
しかしわが社がいちばん大切にしているのは社員です
社員に残業させることはできませんので
せっかくのご注文ですが
今は対応できません
すると社員のほうから
私たちはかまいませんから
という声があがり
増産することに
 
 
案の定 ブームは翌年には去り
翌年の売上げもずいぶんあったそうですが
ちょっとだけ数字面では落ちてしまいました
平成18年のこと
48年連続の増収増益が49年目にして
いったん止まってしまいました
塚越会長の予想に違わぬ結果になったのです
 
 
すべての内容を記載したいくらいですが
他にもいい出来事満載です
お近くの書店でも購入できると思います
是非読んでみて下さい


日本でいちばん大切にしたい会社


障害者雇用を積極的に行う日本理化学工業株式会社
今では従業員50名のうち
およそ7割が知的障害をもった方々です
 
以前 会社についてはブログで紹介しました

日本理化学工業株式会社
 
仕事でなかなか言うことを聞いてくれず
「施設に帰すよ」
と言うと泣きながら嫌がるのは何故なのか?
毎日会社で働くよりも
施設でのんびり暮らしたほうが幸せなのではないか…
そんなとき 法事の席で一緒になったお坊さんにその疑問をぶつけてみたところ
そんなことは当たり前でしょう
幸福とは
①人に愛されること
②人にほめられること
③人の役に立つこと
④人に必要とされること
施設では得られない
三つの幸福は働く事によって得られる
どんな障害者の方でも働きたいという気持ちはあるんです
真の幸せは働く事なんです
上野動物園のカバ園長 西山さんの話
最近の動物園の動物は
自分の子供を育てない
オリの中でエサを与えられていると
子どもを育てるという本能を失ってしまうようです
つまり
なんのために生きているのか
を見失っているのと同じ事ではないか!?
大山さんは衝撃を受けたそうです
 
この二つの言葉によって
人間にとって"生きる"とは
必要とされて働き
それによって自分で稼いで自立する事なんだ
それなら そういう場を提供することこそ
会社にできることではないか
企業の存在価値であり社会的使命なのではないか
 
 


日本でいちばん大切にしたい会社