何か心に突き刺さるものがありました
 
名古屋市にあるトヨタの4次下請けの会社
四畳半ほどの仕事場
近所の主婦3人でやっています
その3人の中で小早川さんという方がこの工場の経営者です
作っているのは車の部品なのですが
どこに使われているかは知りません
 
給料は手渡し
二人の嬉しそうな顔を見たいからだそうです
年末の仕事納めの日には給料とテレビガイドを渡していました@優良企業診断士-o0020002011090999804.gif
明るい小早川さんからは
いつも笑い声が聞こえてきます
地元の幼稚園の豆まきにも鬼の役で園児たちを楽しませていました@優良企業診断士-70P700239_DCE.gif
 
 
トヨタショックにより
仕事が無くなります
 
新型プリウスの発売と増産で半年ぶりに工場が稼働した
 
その年 2009年の年末に2010年3月での閉鎖を決意しました
 
上の会社からはまだ辞めてほしくないと言われていました
皮肉な事に仕事が増え続けてきたのです
でも 従業員の今後の生活を考えたら不安定な仕事を続けさせるわけにはいかないという小早川さんの思いもあるのです
閉鎖するのは悔しいと小早川さんは語ります
 
最後の日
工場には笑い声が響きます
いつも3人でおしゃべり
そしていつもと同じ仕事
楽しそうです
 
 
集荷のトラックが来て最後の集荷
集荷のトラックが去ったあと
あんなに明るかった小早川さんが涙を流しました
自動車産業を応援してきた10年
この工場には沢山の思いが詰まっています
明日の部品はありません
 
「忙しかったらイライラせずに笑おう
何か面白い話でもして」
小早川さんの言葉です
 
トヨタショックで倒産企業は増えました
この4畳半の小さな工場の閉鎖は統計にも表れない小さな小さな出来事だったそうです
 
工場はその後
ご主人の物置になったそうです
 
もしもあなたが重度の病気や事故に遭ってしまった場合
あなたが勤めている会社はあなたとその家族を守ってくれますか?
 
 
これも日本でいちばん大切にしたい会社で紹介された
樹研工業株式会社の話です
社員の事を第一に考える会社です
 
社員の1人が重い病気にかかって入院
 
 
松浦社長
人間 誰でも運悪く交通事故にあったりします
ましてや
その人が死んでしまったとするならば
いちばん困るのはあとに残された家族です
会社でどんな盛大な社葬をあげたとしても
その家族の生活が楽になるわけありません
社員だけでなく
家族もわが社の大切な仲間ですから
3年間の闘病生活中
ずっと給料とボーナスを払い続けたといいます
 
銀行振込や身内に取りに来させるということはせず
その社員の枕元まで届けたそうです
 
その社員の方は3年間の闘病生活を続け
病院で息を引き取りました
 
いざというとき家族を守ってくれる会社でなければ安心して働けません
社員一人ひとりが100%の力を発揮できません
お客様にも感動が伝わりません
 
いい仕事とは
感動と感動のぶつかり合いから生まれてくるのです
機械は「動く」もの
そこに人間の知恵をつけて
「働く」ものになる
購入した機械をマニュアル通りに動かすだけでは
他社に差をつける事はできません

人+動=働

知識は本を読めばいくらでも得る事が出来ますが
知恵はお金では買えないものです

常に「今日が最悪」と考えて行動して知恵を出す

「昨日に比べて良くできた」では考える事をやめてしまいます
現状に満足してはいけない!


過去の栄光ばかり自慢する人は
その後も同じ方法で栄光を掴みとろうとするみたいですね
でもなかなか上手くいかない
それを周りや環境のせいにしていませんか?

時代の流れは早いです
自分が変わらないと
何も変わりません


現場の提案や改善案をやる前から却下していませんか?
「それに似たような事を過去にやって失敗したから無理だ」
とやる前から決めつけるのは厳しいですよね…
まぁよっぽど変な提案じゃない限り
実際にやってみないと分かりませんよね

新しい改善の後には次の改善の芽が出ているのです
そこに気付いて水をやり続けるのか
気付かずに踏んづけてしまうのか…
それは あなたの行動次第です
「日本でいちばん大切にしたい会社」の著者 坂本光司さんの言葉です

一番目に大切なのは
社員とその家族
②下請け企業の社員とその家族
③顧客
④地域社会と地域住民
⑤株主

己の所属する会社に不平、不満、不信感がある社員がニコニコ顔で良いサービスを提供できるのか?

社員第一主義経営が増収増益を生む

企業とは
市場創造業だ
市場対応業ではない

(無)から(有)
新しい価値を創造するのが企業だ
江見氏の怒らない経営

 

ビジネスに怒りは絶対に必要ない

 

江見氏

仕事は合理性を追及していくゲームなので

怒ると論理性が崩れる

怒ると人から嫌われる

怒るとビジネスの業績を下げる



「君の事を思って怒るんだ」って言ってる人は

本当は自分の不満とか不安をセットにしてぶつけている

本来やろうとしている事があって

合理性を高めるために言っているはずなのに

論理性が崩れる そうするとビジネスは負ける

幸せであって合理性が高まる方が

怒られて合理性が落ちるよりいい



企業経営は怒らない事が大事

綱引きで言えば

勝つのはタイミングのあったチーム

いくら体力をつけていたとしても呼吸が合わないと

みんなと仲良くうまく

同じベクトルでやっていけるのが合理性