「まことに、主が仰せられると、そのようになり、
  主が命じられると、それは堅く立つ。
  主は国々のはかりごとを無効にし、
  国々の民の計画をむなしくされる。
  主のはかりごとはとこしえに立ち、
  御心の計画は代々に至る。」(詩33:9-11)

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 近年、人があまりにも多かった。
 上野の美術館を巡った後に休む喫茶店、これがどこに行っても長蛇の列で休みどころではない。
 これは4,5年前からなのだが、最近に至っては美術館そのものが人でいっぱいになり、とても作品をじっくりと鑑賞できる雰囲気ではなくなってしまった。
 京都、ベネチア、バルセロナをはじめとして観光客があまりにも多く、オーバーツーリズムと呼ばれていたが、現地の住民の生活が成り立たなくなったそうだ。

 とにかく量なのだ。より多くの人、より多くの利益、より多くの情報。
 こういったものは、畢竟「国々の民の計画」に帰する。
 これは、天にも届く塔を築き上げようというのと変わるところがない。
 あのとき御父は、そんな塔は破壊してしまった。
 「主が命じられると、それは堅く立つ」、御父がなぜそうしたのかは、よくわからない。
 ともかく主が命じたのだ。

 私たちは、この主の命令には、理屈抜きに従う。というより、逆らいようがない。
 人が多すぎたことについては、あるいは共食いが生じたのだという自然科学的な因果関係で納得する人もいるだろうし、塔を壊したことについて人間の傲慢がという類の後知恵をする人も少なくない。
 しかし、頭での理解や納得など、主の御業に対して何の役に立つというのだろう。
 「御心の計画は代々に至る」、この御心の計画は誰にも分らない。
 それゆえに主を畏れてこうべを垂れる。

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 健やかな一日をお祈りします!

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