キーンコーン、カーンコーン

 

 

女子「あ!見て見て!玲亜くんだ♡」

女子「ほんとだー!近くで見るとすごい美少年〜。

色白だし鼻高いし目元がやばいキレイ・・」

女子「玲亜くんをこんな近くで見れることなかなかないよ!写真写真!」

女子「私も撮ろう〜♡」

 

パシャパシャ

 

玲「・・」

女ってのは単体でもうぜぇけど団体になるともっとうぜぇ。

小学校のころもそうだったが、中学になるとさらに飢えた目をしたやつが増えたように思う。

あーほんと、くそ生物体だ。

 

女子「あの・・玲亜くん」

 

玲「あ?」

 

女子「あ、あの・・その」

 

玲「・・」イラ

 

女子「これ、もし良かったら」

 

玲「いらねぇ」

 

女性「え」

 

玲「そんなもん欲しくねぇよ。どけブス」

 

女子「・・」

 

女子「ちょっと玲亜くん、どうしてそんな酷いこと言うの?

この子、玲亜くんのために一生懸命・・」

 

玲「好きでもねぇやつから物もらってニコニコすんのが優しいのかよ。

そんで、突っ返すのが酷いなんて、めでてぇな女って」

 

女子「・・そんな」

 

凉「おい!玲亜」タタタッ

 

女子「涼介くん・・」

 

凉「どうしたんだ?揉め事か?

えーと、、。何かごめんなぁ。玲亜は口は悪いけど根は良いやつなんだ。

こいつの言っていることは真に受けなくてもいいからな」

 

女子「うん・・」

 

凉「玲亜、お前もう帰るのか?」

 

玲「・・あぁ」

 

凉「じゃあ一緒に帰ろうぜ」

 

玲「・・」

 

凉「コンビニでレモンアイス買ってやるから!な?」

 

玲「✨」

 

凉「よし、決まり」

 

玲「おう」

 

 

 

テクテク

 

 

 

テクテクテク

 

 

玲「・・」

 

凉「♫〜」

 

玲「なぁ凉」

 

凉「んー?」

 

玲「さっきのこと、何があったのか聞かねぇのかよ」

 

凉「んー。まぁお前のことだから、

まーたファンの子泣かしてたんじゃねぇかなと予想はしてる」

 

玲「・・」

 

凉「女子はお前みたいな美形には弱いんだよなー。

俺の方がいい男なのにな?そう思わねぇか?」

 

玲「・・」

 

凉「なんだよ。冗談言ってんのに黙んなよな。

あー腹減った。俺コンビニでファミチキ買ーおう」

 

玲「凉」

 

凉「ん?どうした?」

 

玲「・・」

 

凉「玲亜?」

 

玲「・・」

 

凉「?」

 

玲「俺レモンアイス、いらねぇ」

 

凉「は?なんでだよ」

 

玲「もう帰る」

 

凉「はぁ?ちょっと待てよお前。意味わかんねぇ!

どこにキレるとこあったんだよ」

 

玲「あったよ馬鹿野郎!!」

 

凉「玲亜。悪かったから、帰んな!

ファミチキも欲しかったんなら一緒に買ってやるから」

 

玲「違ぇーーよ!!鈍感くそ野郎!!!」

 

凉「???」

 

玲「じゃあな!ファミキチ食って勝手に一人で帰れボケが」