俺と玲亜は幼稚園のころからの友達だ。

 

まぁあいつは、友達とは思っていないかもしれねーけどな。

 

玲亜は、幼稚園のころからその辺の女子よりもダントツで美人だ。

(最初あいつを見た時はマジでびびった・・)

 

ただ、性格に難がある。

て言うか、ぶっ飛んでる。

 

口を開いたら意味分かんねえこと言うし

口を閉じても意味不明な行動ばっかりだ。正直、人間なのか疑う時もある。

(顔が人形みたいなのは別として)

 

それでも俺は、なーんとなくあいつのことがほっとけなくて

なんだかんだで世話を焼いている。自分でも不思議だ。

 

 

 

ギーコ ギーコ(ブランコの音)

 

玲「・・」

 

凉「れーあ。おい、れーあ!」

 

玲「凉」

 

凉「またここにいたのか。おばさんがお前のこと探してたぞ」

 

玲「うん」

 

凉「どうした?またおばさんと喧嘩したのか?」

 

玲「だって、母さんが」

 

凉「ん?」

 

玲「母さんが・・レモンパイは1日1個だって・・」

 

凉「玲亜はもっと食べたかったのか?」

 

玲「・・」コク

 

凉「そっか。玲亜はレモン好きだもんな」

 

玲「うん。好き」

 

凉「んーと。じゃあ、俺からおばさんに頼んでやるよ」

 

玲「ほんと?」ぱっ

 

凉「あぁ。1日2個にしてもらうように頼んでみる」

 

玲「・・」

 

凉「一緒に帰ろう。な?」

 

玲「凉・・うん」ニコッ

 

凉「!」

 

 

ま、まぁ、別に不思議なことでもねぇか。

俺があいつに世話を焼く理由は多分、・・・多分。

 

時々見せるあいつの笑顔が

 

 

 

すごく愛しい。