日本の美意識~さくらときり火~
今日は非常に寒かったですね。
街には晴着のお嬢さんをお見受けして 自分の二十歳の頃を思い出しておりました。
さて、先週 市場で今年一番の桜を入荷しましたので いち早く家の玄関に飾ってみました。
これから、温室で育てられたものなどがいち早く出回り始めます。この桜を見ると本当に春が近くに来ていること痛感いたします。
家の玄関は ただいま和のテイストにしています。
暮れに手に入れた苔球や 靖国神社でいただける苗木を黒いストーンプレートに置いています。
これは「切り火」用の火打石と火打金です。時代劇でよく見かけると思いますがおかみさんがだんなさんに
出掛ける前に カチカチやりますよね? あれです。 この切り火は出でかける人に浄火を打ちかけて災厄をはらうことを言います。 実は火打石の歴史は古くヤマトタケルノミコトの物語にも登場します。おばのヤマトヒメから贈り物として授けられ、彼はこれによって難を免れたということです。 古くから高貴な人の持ち物の一部でありました。その後マッチが明治時代に出現するまで 発火用具として生活の一部でした。
おそらく日本人の美意識の中で 切り火の行為は 厄除けとかよりも「いってらっしゃい、気をつけて」という送る側の気持ちを、送られる側も「よし、がんばるぞ!」とシャンとして受け取り出掛けていくという緊張感を与えてくれる儀式なのだと思います。
ご主人やお子様のお出かけ前にいかがでしょうか? えっ?ひとりのかた?
自分で自分を送り出してあげましょう。
やる気が出るのは 立証済みです。
to be continue![]()


