読書の秋 | Le Vert.com 大切な人、大好きな人、自分へ。

読書の秋

食欲の秋、読書の秋、芸術の秋、いろんな秋があります。食べる事は、このブログで結構ご紹介させて頂いておりますので、今回は読書の秋?という事で本の話。
「世界の中心で、愛を叫ぶ」。何を今さらという感じですが、
三年前映画やドラマ化され、セカチューブームを起したあの本です。私が初めて読んだのは、三年前の三月フラッと立ち寄った本屋さんで、本の上に書かれた宣伝文句「ただただ泣けて」「電車の中でも涙が止りませんでした」そんなに泣けるの?じゃ、試しに読んでみよう~なんて軽い気持ちで買ってみて…結果は見事にストライク!入った入った泣きのツボに見事なくらい。もう本を読み終わって、嗚咽するほど鳴いてしまいました。


自分が読んだ後に、映画化されそれも観に行きましたが、正直映画では泣けませんでした。 私にとっては、本の方が ものすごくショックだったのです。この本を読んで泣かれた方は 沢山いらっしゃると思います。いわゆる純愛物語。主人公の男の子が好きな彼女が死んでしまうくだりは、悲しみが込み上げてきます。が、私が涙の止らなかった理由は、自分の中の大きな喪失感に気付かされてしまったから。大人になれば 少なからず 自分の利を考えてしまうのは仕方の無い事。こんな無防備に、純粋な気持ちで人を思う事は、もうきっと無いだろうと考えたときに、涙が溢れ出てきました。大人になって歳を取ると、忘れてしまうもの、何処に置き忘れてきたものが沢山ある事に気付かされた本でした。