こんにちは、たつやです。
今日はTOEFLという4年制大学に編入するために必要なテストを受けに、
シアトルの外まで出ていたのでLeverage Meetingに参加できませんでした。
しかし、継続は力なりということでバスの中で一人Leverageしていました。
その報告を今回はさせて頂きます。


心を上手に操作する方法:Thorsten Havener 福原美穂子[訳]

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社会的証明の原理


もし道ばたや電車の中で見ず知らずの人が突然倒れたら、
もし路地裏や物陰で誰かが暴力を受けているのを目撃したら、あなたはどうしますか。
多くの人は見て見ぬ振りをするでしょう。
これは前回お話した社会的証明の原理が働くためであり、
周りに居る人間が多ければ多いほど行動を起こそうという人は少なくなります。

しかし行動に移せないからあの人は薄情だとか思いやりがないという訳ではありません。
では一体何が「助ける」という行動を思いとどまらせるのでしょうか。
それは自分だけが動いても何も変わらないという自信のなさです。

もしあなたが外でトラブルに巻き込まれた場合、
ただ周りに助けを求めても意味ないでしょう。
そんなときは周りにいる人の中から一人だけに話しかけましょう。
相手は責任を感じ動いてくれると思います。
例えば、僕は普通救命講習の資格を持っていますが、
人が突然意識を失ってしまった場合、僕は周りから
「救急車を呼ぶ人」「AEDを探してくる人」を指名します。
そうすることにより
「誰かがやってくれるだろう」

ではなく
「自分が動かなくてはいけない」
という心理が働くからです。


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ウォーレン•ハーディングの効果


世の中がいかに不公平に出来ているかを表してくれるのがこの
「*ただしイケメンに限る」という内容のウォーレン•ハーディングの効果。

人の外見は思っている以上に周りに影響を与えるものです。
身長が与える影響といえば例えば165cm以下の人は
背が高い人より能力が低く評価されがちだったり
身長が1cm高くなるごとに平均収入が0.6%多かったりします。

また西欧
諸国では、ひげを剃っている男性の方がひげを生やしている
男性よりも信頼があると言われています。
なぜならひげは清潔さに欠けていたり、抜け目のなさ、腹黒さを連想させるからです。


不公平極まりない効果ですが結局どれだけ影響力があるかというのが真実の基準となります。
外見に惑わされないためにも一度一歩下がって、そういう効果があるということを思い出して下さい。





読者を惹き付けることを意識して書いてみた今回のLeverage報告、楽しんで読んでもらえたでしょうか。
僕達から得たことを日々の生活に役立て、実践してもらえればと思います。


Tatsuya.Am