DNA computer | leveltest_001のブログ

DNA computer


DNA computerっていうおもしろい言葉を見つけたので、早速調べてみました。
生物の遺伝情報を伝達する高分子であるDNA(デオキシリボ核酸)を計算素子として利用するコンピュータの事
です。1994年にRSA暗号の考案者の一人としても有名なLeonard M. Adleman氏によって提唱された。

DNAは生物の遺伝情報を「A」(アデニン)、「T」(チミン)、「G」(グアニン)、「C」(シトシン)の4つの塩基
と呼ばれる分子の配列によって保持している。4つの塩基には「A-T」「G-C」のように相補的に結合する性質
があり、また、ある一定の塩基配列に対して切断・結合などを施す酵素が存在する。これらの性質を利用して、
塩基の配列によって情報を表現し、切断や結合を演算処理に見立てることでDNAを計算機械として利用するのが
DNAコンピュータの基本的なアイデアである。

現在一般的な逐次実行式のコンピュータに無い特徴として、酵素によるDNA鎖の反応はそこに連なる塩基に
一斉に同時に行なわれるため、超並列的な演算が可能な点がある。問題の種類によっては現在の
スーパーコンピュータを何桁も上回る演算速度が得られると見られている。

ただし、DNAは壊れやすく転写の際に誤差の影響を受けやすいため、演算結果にエラーが混入しやすい。また、
演算(反応)自体は一瞬で終了するが、反応に使うDNA鎖の用意や、演算後に結果を取り出すのに非常に多くの手間
と長い時間がかかってしまう。これらの課題をどう克服するかについて世界中で研究・開発が進められている。

という訳なんですが、生物界に100%はなく、転写の際のエラーは非常によくあるので、本当に上手くいく
のでしょうか。。。