9/19 「アルジャーノンに花束を」ソワレ | Hiyori blog

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行ってきました。

「アルジャーノンに花束を」

2014/09/18~09/28
東京公演
@天王洲銀河劇場

2014/10/16
福岡公演
@福岡市民会館

2014/10/18
大阪公演
@サンケイホールブリーゼ


原作:ダニエル・キイス
脚本・作詞・演出:萩田浩一

出演:浦井健治・安寿ミラ・宮川浩・良知真次・森新吾・高木心平・桜乃彩音・秋山エリサ・吉田萌美

あらすじ:32歳になっても幼児なみの知能しかないパン屋の店員チャーリィ・ゴードン。そんな彼に、夢のような話が舞い込んだ。大学の偉い先生が頭をよくしてくれるというのだ。この申し出にとびついた彼は、白ネズミのアルジャーノンを競争相手に、連日検査を受けることに。やがて、手術により、チャーリィは天才に変貌したが・・・。
(公式HPより)



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☆浦井健治くん☆
Twitter感想で失礼します。

Hiyori❀ @levelneon
浦井くんのエネルギーに圧倒され、ぐいぐい引き込まれた。
序盤のスコーンと綺麗に響く歌声から、ビリビリと空間を痺れさせる低音は…まさにチャーリィを演じるために浦井くんがいるような感覚
21:08

Hiyori❀ @levelneon
仕草や口調の変化がとても自然で(あれ、いつの間に?)と思う瞬間がいっぱいあってすごいなぁと。
あと序盤の顔面筋肉の動き方もすごいw
くしゃくしゃふにょふにょしてて…可愛かったねぇ…泣
21:18

Hiyori❀ @levelneon
浦井くんと良知くんは本当に目の輝きが美しい人だと思う。
偽りがないというか。
目からキラキラとかビーム出そう
21:24




☆その他キャスト☆
Hiyori❀ @levelneon
良知くんはね、登場時にちゃっっら!と思ったんだよねw
髪色がね、研究者なのにねw
でもピシッとした髪型が似合ってて、冷徹に突き放す視線と歌にやられましたな~(´ω`)
21:30


Hiyori❀ @levelneon
涙涙の虞美人以来、お久しぶりでした彩音ちゃん。
やっぱり綺麗できゅんきゅん祭り。
涙を浮かべながらのヒステリックな訴え方とか、現役時代から変わらず心に突き刺さるお芝居で。
本当に上手い
21:46


安寿ミラさん。
スマートでかっこよく、それでいて女性の魅力を持ち合わせた、チャーリーが好きになるのも無理はないなぁ!と思うキニアン先生でしたにゃ





☆ストーリー☆
高校の演劇部がやった公演DVDを見せてもらったことがあったので、普段予習0の私が珍しくストーリーを知った状態での観劇となりました。

1番最初チラシを見た時ネズミは人がやるのか!ってびっくりしたけど、ああいうセリフがなく踊りで表現する形だと存在感が増して良いよなぁって思いました。
「山犬」でも思ったけど身体表現で展開していく存在がいると、物語が締まる気がしますねキラキラ


あと予想外に照明が華やかでびっくりしました。
ミラーボールガンガン使われてたし(笑)
でも華やかなんだけど、セットが柵で閉鎖的だからうまくバランスが取れている感じがしました!


人間って自分よりも低いレベルにいるものを見下し、見下されるのを恐れるという感覚が本能的に埋め込まれている生物なんだなと思います。
高校の時も頭が良くて賢い知人は周りの人達を何から何まで見下していましたし、自分だって、誰だって、きっと周りの人よりも少し高い所にいたいと思うじゃないですか。
能力だったり知能だったり対象がいろいろ異なっても。

その人間の本能をまざまざと描き出したのがこの作品だと思います。
決してギンピイ達が”悪い”とも言えない。
知能が幼いチャーリーを見下し、賢くなったチャーリーを恐れ、すごく人間らしい存在だと感じました。
チャーリー自身も、”賢くなったって何も変わらないじゃないか・・・!”的な台詞が結構えげつないなぁと。

その本能、運命に翻弄されたチャーリー・ゴードン。
ラストの光に包まれた清々しい彼の表情は、胸を締め付けるものがありました。
彼に救いの道を、照らしてほしかった。






☆Hiyori☆