マサル(記)です。
親父とおかんがそれぞれ別の法事に出席していた。
親父のほうは近所だし昼前からちょいちょいで終わるものだったんだけど、おかんのほうは実家のほうに親族集まってそれなりにガッツリというカンジ。
故に実家の夕飯は僕が作るつーことに。
まず親父殿は料理をしない。
できないというかしてくれない。
実家に住んでる兄弟は仕事で週末はいない。
故に、帰宅してからっていうのはまず無理だし、そもそも親父殿が腹を減らして待つという状況がまずありえない。
ということで、ほぼお約束のごとく僕にお鉢が回ってくる。
外食してくるなり、弁当買ってくるなりすればいいのに、と思うのだが親父殿は家大好きで買い物嫌いという面倒な方なので、このどっちも却下。
本当に食についてはめんどくさい人だ。
で、何を作ろうかというのがいつも頭を悩ますことなんだけど、今日の場合は「鍋」ということが規定路線。
食材は大体そろっていて、残りは味付けだけ。
ふ、む。
これはこれで色々と難しいのだ。
先に書いたとおり、食材はそろっている。
肉、野菜、豆腐など、大体の鍋でカバーできそうなオールマイティーな品揃え。
どんな味付けでもいいけど、どれも決定打がないというか。
それに、先にも書いたとおり、親父殿は好き嫌いが多いのだ。
正確には食べることは食べるけど、これはあまり好きな味じゃないとか、本当は何味のほうがよかったとか、鍋焼きうどんが食べたかったがこれには合わないとか、色々とあれこれ言うてくるわけだ。
なので、あんまり変化球な味付けでは嫌がること必須。
豆乳とか坦々風とか、この手のはイマイチ。
かといって、普通の醤油や塩の寄せ鍋では芸がない。
個人的にはみぞれ鍋っていうのも考えていたんだけども。
こっちはこっちで、母親がいい顔しない。
時間が経つとにおいが出るからね、結構みぞれ鍋って。
こちらを立てるとあちらが立てない鍋。
結局、キムチ鍋に落とし込んだ(これは親父殿好き)わけだが、
イマイチ釈然としない。