マサル(記)です。
最近、よく「妖怪」という文字を見かける。
僕が昔から、というかガキのころから好きなものの1つが妖怪。
お、これは妖怪ブームが来たのかと思ったんだけど、
ちょっと毛色が違うようだ。
最近見かける「妖怪」は妖怪ウォッチのことだった。
ざっくりいうと、オリジナルの妖怪を見つけながら進めるゲーム。
キャラクター的にはポケモンをを町に潜む妖怪っていうカタチに置き換えたってカンジかしら。
まぁ、これが子供に大受けらしい。
作ったのはレベル5。
ダンボール戦機とかイナズマイレブンとかを手がけたトコで、ともかくヒット作が多作なとこだ。
で、先の2つもそうだけど、ゲームだけじゃなくってアニメやコミックもヒット。
メディアミックスもすばらしい。
と。
僕はどれもやったことないし、アニメとかも観たことがないから詳しくは知らない。
ので、そのへんのとこについては書くつもりはないっす。
じゃあ何かというと、
先日、テレビで図書館が災害で使えなくなったため、別の建物に開館したというニュースを見た。
夏休みの宿題のために昆虫の本とか、恐竜の本とかを借りる子供たち。
と、インタビューを受けてる子が「妖怪の本を借ります」っていうてた。
うーん。
妖怪に興味を持ってくれるのはうれしいけど、
君が思うてるような妖怪、おらんとおもうよ。
似たようなのはいると思うけど、がっかりなさるな。
とりあえず、妖怪を知るならばまずは古典からだ。
水木を読め、水木を。
つまり鬼太郎だ。
僕のガキのころ、妖怪といえば水木しげるの妖怪本。
水木老のオリジナルデザインもあるけど[1]、古今東西の化け物絵とか民芸品とか博物学的なものを集めて作られたのが水木版妖怪だ。
現在の妖怪像のほとんどを水木大先生がコンセプトとして、イメージとしてまとめたんだぞ[2]
そう、ゲゲゲの鬼太郎は単なるマンガじゃないのだ。
日本の怪異・奇憚などの民俗学史において、単なる「化け物」という幽霊とか珍獣とかと区別すらされていなかった怪異を、視覚的象徴や性格付けという形でまとめ、世間に広めたということがどれほどすごいことか。
なんてちょっと思ったりしながら。
そして、石燕とかはその先だ。
あれはダジャレだ。
[1] たとえばぬりかべは元々見えない壁が現れて前に進めない、という怪異を擬人化してあのはんぺん
みたいなのになったんだよ。
[2] 油すましなんて、そもそも
ある場所で「ここに昔妖怪がいたんじゃよ」って話してたら、「今でもおるぞ」って声が聞こえた
っていう音声だけの怪異で、姿どころかキャラクタ性すらない。
声だけなのにあのイメージだ。