マサル(記)です。
そうめんとひやむぎ。
夏になってスーパーでドドンと押して売られております。
よく違いは何?っていう話になるが、
いや、そんなんもう手垢ついてるくらいだから。
今更感ありすぎるだろう。
一応書いておくと、
細さだ。
ホントに今更だ。
そうめんのほうが細い。直径1.3mm。
ひやむぎはやや細い。直径は1.3~1.7mm。
そして、1.7mm以上はうどんになる。
これは日本農林規格で決まっている。
基本的に、そうめんもひやむぎもうどんも小麦、水、塩っていう素材は変わらない。
元々、そうめんもひやむぎもうどんも、中国から伝わった麦の麺=麦縄っていうのが元。
そっから食べ方によって形状が変わった様子。
そうめんとひやむぎに対して、決定的に違うのはうどんの多くが麺を作る際に切るという点だ。[1]
そうめんとひやむぎは切らない。[2]
油を塗りながら伸ばす。
伸ばして伸ばして、あの細さにするのだ。
そういった意味では、ラーメンに近いんだろう。[3]
じゃあ、細さってだけでそうめんとひやむぎを分けるの?っていう疑問が出るよね。
そう、本質はそこじゃない。
答えは食べ方だ。
食べ方?
どっちもお湯で茹でて、水でしめて、めんつゆにつけて食べる、だろ?
それは正解でもあるが、少し足りてない。
ひやむぎは大正解、そうめんは50%正解。
あぁ、そうめんって温かいつゆで「かけ」で食べるんだよね。
にゅうめんっていうやつ。
まぁ、それ以外にも汁物に数本入れたり、鍋に入れたり、炒めたり、とそうめんは色々できるヤツなのだ。
それならひやむぎでもいいじゃね?って思うだろう。
否!
そもそも、ひやむぎとはどう書く?
そう、「冷麦」だ。
これは「冷」やしで食べる「麦」の麺って意味なのだ。[4]
冷やし麺専用なわけね。
逆に、うどんは昔「熱麦」と呼ばれていたらしい。
これじゃ冷やしうどんが冷やし熱麦ってよう分からん感じになるけど。
で、そうめん(素麺)は?
というと、なんと「蒸して食べる」のが元々の食べ方だったとか。
まじか。
Wikipediaさんによると、素麺は蒸した熱々を、冷麦は冷やして食べるというのが古来の食べ方だとか。
ちなみにこの時点では冷麦は切り麦。
切り麦って、伸ばしてなかったんだ。
あぁ、だからそうめんより太いのか。
切った麦の麺が太くなったのがうどん、細くなって伸ばす方法に変えたのが冷麦ってわけだね。
一つ賢くなった。
しかし、蒸したそうめんって食べたことないよ。
そういった意味では失われた食べ方なのかもしれないね。
まぁ、結局ゆでてめんつゆで食べればそうめんもひやむぎもそれほど変わらないんだけどね。
[1] 手延べもあるので全てじゃない。
[2] 工業製品の場合は切って作るのでこれも全てではない。
[3] が、日本のラーメンは切ってるのでやっぱり違う。本来の拉麺は中国では手延べ麺。