マサル(記)です。
やっと今週アタマに撮っておいた全日の横浜大会を視れた。
この大会で気になったカードは、やっぱりジュニアベルトと三冠。
ジュニアは期待したとおり面白かった。
挑戦者の佐藤光留が試合直前に頭髪を剃ってきて気合を入れてくる。
しかもレガースもつけてなくて裸足。
あとで入場してきた大和ヒロシが佐藤の裸足に気づいて、何を思ったかシューズの紐を
ハサミで切って自分も裸足に。
それを見た佐藤はさらにニーパットを外し、当然それを見た大和もニーパットを外す。
ゴングの前の時点で意地の張り合い。
当然、ゴングの後も意地の張り合い。
前に小橋と健介のチョップ合戦があったけど、あれとはちょっと違う意地の張り合い。
相手の攻撃を食らえば当然痛い。
小橋と健介は互いにウガーって踏ん張って打ち合い続けてたけど、大和と佐藤は食らったら
やっぱり痛がってる。
でもやめない。
痛いんだけど、引かない。
引くと負けだから引かない。
痛いのが分かってるのに、打ってこいってリングに座り込む。
で、やっぱり食らって悶絶する。
避ける、かわす、切り返す、という展開はない。
あぁ、バカだ。
愛すべきバカ正直&意地っ張りだだ。
互いに食らう食らわすが続くという、我慢比べを意固地にバカ正直に続けあう、見てる側が
ニヤニヤするような展開だった。
フィニッシュまでのたたみかけも非常にいいカンジの流れでいい試合だった。
で、三冠もかなりいい試合だった。
王者・船木で挑戦者が諏訪魔。
初防衛戦としては諏訪魔はかなり厳しい相手だ。
で、試合の結果としては、前回の三冠戦が秒殺だったのに対して、今回は結局20分超えの
消耗戦だった。
前哨戦から仕掛けてた通り、諏訪魔はねちっこく膝に一転集中。
船木のキックを封じにかかる。
前回もフィニッシュ前のハイキックが効いてたからね。
苦しい展開で船木が何度か盛り返すんだけど、それでもぐいぐいと強引に諏訪魔のペースで試合を
引っ張っていく。
で、やっぱり三冠らしくかなりの消耗戦になってくんだけど、後半にまさかの打撃戦に。
まさか全日本であんな掌底ラッシュが見れるとは。
かなりのバチバチスタイル。
再三、諏訪魔がフィニッシュのラストライドを狙うんだけど(一度は決めれたが)、色々なパターンで
返し続けた船木がバッチバチな打撃戦を制して左右のハイキックを見舞う。
で、諏訪魔の巨体を見事に持ち上げてハイブリットブラスター(片腕をハンマーロックした状態から
のツームストン)でリングに突き刺してスリーカウント。
納得の試合結果だった。
で、見ていて驚いたのが、諏訪魔の暴走ファイトと船木のキック主体のスタイルの噛み具合が
思いのほかよくって、三冠戦として十分に成立してたってこと。
大きくスタイルの違うレスラー同士がこれだけスイングさせたってのはすごいし、それでいて
三冠戦らしい消耗戦と劇的な結末という点もよかった。
惜しいトコは、最後に退場する諏訪魔に接近する蝶野ってのが蛇足だったかなー。