2006年といえば、
かの「日本沈没」の映画が公開された年だ。
ついでながら、
小松左京の原作小説「日本沈没」のパロディーである、
筒井康隆の「日本以外全部沈没」も2006年に映画化された。
私はここで、2006年6月12日にまつわるフィクションを、
日本列島の連鎖的な大地震発生をテーマにすえて、
これから創作しようとしている。
映画の「日本沈没」や「日本以外全部沈没」などから、
私が何らかの影響を受けていることは否めない。
しかし、なんといっても私にとっては、
前述の怪しげな女性に、
日本沈没ネタをメモさせられた珍妙な体験が、
直接的な動機となっていることは強く主張したいところだ。
「××年の×月×日、日本の沈没が始まる。
日本の大都市はほとんどが大地震で壊滅する」
毎日どこかで、多くの占い師や霊能者に予言されていそうな、
ハイハイそうですか、としか答えようのない、
いかにもありがちな地震予告である。
実際、これと似たようなことを、
私はこの数年間、少なく見積もって数十回はネットで目にしてきた。
少なく見積もって数十回、である。
どの地震予告も当たらなかった。
南関東の直下型大地震、富士山噴火、
東海~東南海~南海地震の連鎖型発生と大津波、
あるいはこれらのすべて・・・
私が掲示板で目にした大震災の予言や予知は、
例外なく外れた。ことごとくだ。
小松左京の「日本沈没」や、
筒井康隆の「日本以外全部沈没」は、
小説、テレビドラマ、映画などを通して広く日本中に知られている。
それに対して、
この「Lv.9」は決して世の中に知られることはないだろう。
それでいい。
では・・・