やっぱり3口しか食べられない、タイ独特のスイーツ | 西方見聞録(旧パリレポート)

西方見聞録(旧パリレポート)

2015〜2020年パリ、2020年4月に本帰国しました。帰国後も”これは!”と思うものを探し、レポートしています!!

タイ滞在3日目。

1、2日目を娘の保育園で一緒だった

タイ移住した友人一家と過ごし、


3日目のこの日は、

奥さんのイギリス留学時代の友人(タイ人)と

ランチを食べに行き、


その後はご自宅に伺って

宿泊させてもらう、という流れ。


つまり、タイ人の家にお泊り、

というわけです。


んーー、、、個人的には

人の家に泊まるのって

あまり好きでは無いんですよね、、、ネガティブネガティブ


もっと言うと、人の作った料理も苦手、、、


もっともっと言うと、

あまり知らない人と会うのも

そんなに得意ではない、、、


まして外国人となると、、、


この感覚久しぶりにだなー、、


奥さんの駐在に帯同して

フランスに住んでいた時は(2015〜2020)

奥さんがよく人を家に連れてくるし、

奥さんによく外国人がいるパーティーなんかに

連れて行かれていたので


そんな場面は

しょっちゅうありましたが、


帰国してからは

ほとんどなく、平穏に過ごしていたのに

久し振りに来たか!


と言っても、その奥さんの友人のタイ人とは

10年ほど前に一度、タイに行った時

やはり自宅に伺っていて

(その時は泊まってない)


一応知っている方、ではあるのですが

私にとっては2度目に会う方なので

やはり緊張感はあります。


しかも今回は

自宅にお泊り。。


出発前の日本から

ずっと気が重く感じていました、、、


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3日目の朝、

娘がホテルの朝食で

飲み物をぶちまけるなど

いつものように一通り格闘したあと


ホテルまで車で迎えに来てくれた

奥さんの友人一家。


この一家、もちろん

奥さんとイギリス留学時代に知り合っているので

もちろんただのタイ人ではありません。


スーパーインテリジェントな

タイ人一家なわけです。


(うちの奥さんはコツコツとバイトして貯めたお金で留学したとのことなので、めちゃ普通の家庭の人です。卒業した学校も公立なので、学費負担も少なく、親も特別親が金持ちなわけではありません)


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10年前に会った時から

もう上流階級の匂いがプンプンしてましたが、


今回会って、その匂いは更に

強まっていました。


もう、迎えに来た車から違います。


超大きなドイツ車のSUV。


うわー、やっぱり、、、びっくりびっくりびっくり


旦那様はタイの裁判官、

奥さん(うちの奥さんの友人)は

タイの最大手コングロマリット企業にお勤め。

息子さんはインターナショナルスクール通い。


ひゃー、華麗なる一家やな、、、


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ランチを池(?)のほとりの

レストランで頂き、

ちょっと隠し撮りっぽいですが、、、汗


テーブルの横にはネットが張ってあって、そこで涼める(公式にOKかは不明)

魚料理など全部美味しかったのですが、

最後に奥さんの友人がオーダーしてくれたのが

タイのスイーツ「ロートチョン」。

緑のチュルチュルした細長い謎の食べ物です

いやー、ほんと申し訳ないんですが、
わたくし、食のレンジが狭くて、
日本で普段食べてるもの以外、
なかなか食道が受け付けないんですよね、、、

ヨーロッパでも、地域のスイーツとか
全然だめでしたし、

日本でも地方に行って
その地方独特のスイーツとか
食道が通してくれないんですよね。

好奇心はあるので
食べたい気持ちは強いのですが
3口ぐらいで、
「あ、もう、、、大丈夫なんで、、、」
ってなっちゃう。

この「ロートチョン」も
興味を持って口に運ぶのですが
3口食べたあたりで、
すーっと娘の面倒見る係のポジションへ。

んーー、、、、何か草の味がするというか、
すーっと入ってこない、、、

でも、普段から日本でも食べてる
タイ料理の定番メニューのものは
さすが本場、激ウマでした!

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ランチが終わって、
いよいよお家へ!

と、車を走らせ、
住宅街を走っていると
まだまだ開発中ではあるものの、
豪邸がドンドン!と立ち並ぶエリアへ。

おーーーー、、、、すごっ、、

と思っていると、
何やら大使館のような巨大なゲートに
囲まれた白亜の家の前に到着。

えっ、まさか、ここ!?!?
驚き驚き驚き驚き驚き

とビビっていると、

ガガガガガーーーーーー、っと

その巨大なゲートがオープン。


ふえーーーーー!

車が6台は入るであろう

巨大な駐車場に、車が3台。


広い庭には池があり、

鯉(?)が泳いでいる。


なんちゅう大きな家や!


東京だったら、

ちょっとした大使館です。


ここに、常駐のお手伝いさんと共に

一家で住んでいるとのこと。


凄すぎる、、、ガーンガーンガーン


そんな裕福な一家なのに

一切鼻にかけることはなく、

気さくに接してくれます。


家に入ると、

まだ建てて2〜3年とのことなので

ドコモかしこもピッカピカ。


リビングなど部屋が広いことは

言うまでもないですが、


なぜか階段と階段を上がったスペースが

異様に広い。


そこに二部屋作れる広さ。


こりゃお手伝いさんがいないと

無理だわ、、、


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初めてのドリアン、

そのお味は!?

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家には、インターに通う

息子くんの部屋があるのはもちろん、

何と趣味部屋まで!


ベースにドラム、いろいろなおもちゃ、、、

お金持ちの子どもってすげーな、、、


しかし!

本人が一番熱中しているのは

おもちゃなどではなく「本」!


息子くんのお母さん、

つまり奥さんの友人のタイ人、

(ややこしいのでKさんとします)

曰く、


「息子に何がハマるのか分からないので、

興味を持ったものはとりあえず買い与えている」

とのこと。

お金持ちのできることだわ。


しかし、様々なおもちゃなどより

「本」が好き、とはさすがサラブレッド。


息子くんの部屋の棚には、

本がズラッと並び、

中には「サピエンス全史」など

小難しい本も見られました。


※実際に話してみると、めちゃめちゃ優しいうえに聡明。もちろん英語はペラペラ


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宿泊日の夕方、Kさんが車で

タイ式マッサージに連れて行ってくれ

その車内、二人でいろいろ話したのですが、


Kさんが勤めている

タイで一番のコングロマリット企業の

社長は何と中国人。


※「コングロマリット企業」とは他業種複合企業のこと。日本だと、ソニーとかNTTとか、楽天、ソフトバンクなど


実はタイの大企業の多くは

華僑(海外に渡った中国人)が興したもの。


ナンバーワンの会社は

国王が作った会社ですが、


それ以外の多くは

華僑が作っていて、

つまりタイの経済は

中国から来た人たちが回しているわけです。


実際、統計を見ても

世界で華僑が一番多いのはタイで、

次いでマレーシアとなっています。

 

Kさんは、そんな華僑が作った会社で

社長の秘書をやっているので、

大物の社長(中国人)から日々、

商いについて色々学んでいるようで、


10年前にあった時は

商売っ気のかけらもなかったのに、

車の中で話してくれたのは

今、どんなビジネスを副業でやっているか

ということ。


不動産業ではもうかなり儲けていて、

今はコインランドリーなどを始めたいとのこと。

「日本の商品を輸入販売とかどう?」

と言うと、

「それ、やってみようか」と

かなり前向き。


インストールされた

中国人の商売マインド、

凄い、、、


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小見出しの話を回収していなかったですが、

タイと言えば、有名なのが「ドリアン」!


わたしがまだ食べたことない、

と言ったら、


旦那さんがめっちゃ新鮮な

いいドリアンを買ってきてくれて、

家で試食!

人生初のドリアン!

めっちゃ臭い!
と聞いていて、ドキドキしながら
口に運んだのですが、

あれ???
凝視凝視凝視

全く臭くない!!!

いやむしろ、いい匂い!
ラブラブラブラブ

クリーミーでとろけるような食感。
味は、んーーー、例えるならマンゴーのような、、、

マンゴーほどフルーティではなく、
もっとあっさりした味で、かつ濃厚。

どっちやねん!
ムキームキームキー

とツッコまれそうですが、、、チュー💦


そして、ドリアンと一緒に買ってきてくれたのが
「マンゴスチン」というフルーツ。
大きさは手のひらに3つ乗るぐらい

堅い殻を切って中を開けると、にんにくのようだけど、ジューシーな実が!

食べてみると、
うわっ! うまっ!!!
びっくりびっくりびっくりびっくりびっくりびっくりびっくり

いちじくのような柔らかい実で
味はライチのようでもあり、
しかしもっと柔らかくてジューシーで
食べやすい。

これは想定外の発見でした。

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最後にタイのカフェ事情。

うちは、奥さんが
「コスタコーヒー」というカフェで
働いているので、
せっかくタイに来たなら、と
タイのカフェをいくつか訪ねます。
高級住宅街に佇む、地元民に人気のカフェ

おしゃれな店内。スイーツも美味しそう!
おっ!ドリンクのメニューもいい感じ😍

見つけたのは〈梅ソーダ〉。

何でタイで〈梅〉?
あ、日本人気がここにも?
なるほどー!

この日も39度と猛暑のタイ。
氷でキンキンに冷えた〈梅ソーダ〉、
これは絶対に優勝でしょ!

と注文し、出てきたのがこちら。
ひゃーうまそーーーー😍😍😍

いただきまーす!
とゴクッと飲むと、
味はめちゃめちゃ塩っ辛い!!!ゲローゲローゲローゲロー

な、なんじゃこれ!?!?

どうやらこちら、
日本の梅ソーダとは全然違って、
乾燥梅をベースにした〈梅ソーダ〉のよう。

小さい頃よく食べた「スッパイマン」の味

これじゃなーーーいチューチューチューチューチュー

どうやら人気ドリンクのようで
周りのタイ人はごくごく飲んでましたが、
私は頑張って3口で終了でした。

次にやってきたのが、
これまたおしゃれな雰囲気の
「カフェ・アマゾン」というカフェ。
今っぽい雰囲気!

この雰囲気のカフェなら
さすがに私の狭いレンジでも大丈夫でしょ!
と、ベーシックっぽい
「White Choc Macchiato」なるものをオーダー。

出てきたのがコチラ。
おー、デカい、、、けど普通のチョコマキアートっぽい

安心して飲んでみると、
うぎゃー、めちゃ濃いやんけ!!!
煽り煽り煽り煽り煽り煽り

これは、む、無理や、、、


すると、偶然、いつも通り

娘がこの濃いマキアートを

バーーーン!と倒してぶちまけたので

3口ほどのテイスティングで

やり過ごせました、、、、


ほんと、日本以外でなかなか

食を楽しめないの、残念すぎます、、、


次は、マレーシアに飛びます!