多分100メートル12秒台で走ったアムステルダムの乗り換え | 西方見聞録(旧パリレポート)

西方見聞録(旧パリレポート)

2015〜2020年パリ、2020年4月に本帰国しました。帰国後も”これは!”と思うものを探し、レポートしています!!

今年の冬休み、どこで過ごそうか
と色々考え、

せっかく欧州にいるし
もう帰国もだいぶ見えてきたので

日本より欧州からの方が
行きやすい、
日本から最も遠い所に行こう、
(私が長距離のフライトが我慢できないため)

となり、決定したのが
南米アルゼンチンとチリ

南米、と言えば
マチュピチュやウユニ塩湖、アマゾン川
が有名ですが
奥さんはすでに行ったことがあるので

奥さんが行ったことがない南米へ、
と言うわけでアルゼンチンの
《パタゴニア氷河》
に行くことになりました。

下の写真はフランスの航空会社
「エールフランス」の広告。

そこにあったのが
この《パタゴニア氷河》。
氷河のアーチ! この広告を見て、ここに行きたい!と決定


ただ、折角アルゼンチンに行くので
他も回れるところを回ろう、
と言うわけで、やはりアルゼンチンの
《イグアスの滝》も行くことに。

《イグアスの滝》へは奥さんは
すでに行ったことあるのですが、
前回はブラジル側からだったから

今回はアルゼンチン側から見る、
と言うことで行き先に
追加でエントリーされたわけです。

——————————————-
と行き先が決まり、
具体的な飛行機や宿、詳しい旅程は
決めないで行く主義なので
(奥さんはフレキシブルな旅が好みなため)

とりあえずパリ→アルゼンチンの航空券、
そして、最初に数日泊まる宿のみ手配し
南米への旅へゴー!

——————————————-
旅の行程は

(初日)
パリ→アムステルダム(乗り換え)→ブエノスアイレス(乗り換え)→エル・カラファテ
大西洋を横断して、南米大陸へ!

エル・カラファテとは
《パタゴニア氷河》がある所。
(パタゴニアとは、南米大陸の南側の地域)

初日は2回乗り換えで
一気にパタゴニアに行く
なかなかハードな一日。
(一日、と言っても日をまたぎますが)

18時40分にパリを発ち
20時00分にアムステルダム到着
(1時間20分のフライト)

(アムステルダムで乗り換え)
20時50分にアムステルダムを発ち
翌朝6時45分にブエノスアイレス到着
(約13時間のフライト)
アフリカ大陸の北西をかすめていきます

(ブエノスアイレスでは国際線空港から国内線空港に移動)
朝11時45分にブエノスアイレスを発ち
昼15時00分にエル・カラファテ到着
(3時間15分のフライト)
ブエノスアイレスは南米大陸の南に位置します。エル・カラファテはブエノスアイレスのさらに西南側
エル・カラファテ。南米大陸の南端に位置する街です

パリから実に
丸24時間かかって到着しました。

—————————————-
と、エル・カラファテに到着したものの、

実はパリを発つ際、
アムステルダム行きの便が40分ほど遅れて
アムステルダムに着いたのが
20時40分ほど。

アムステルダムから
ブエノスアイレスへの便が
20時50分発だったので
乗り換えが10分ほどしかない!!

アムステルダムは巨大な空港で
乗り換え便の搭乗口までは
相当な距離。

10分じゃ
絶対無理でしょ!(>_<)!

どうやらブエノスアイレスへの便も
出発が少し遅れる予定、
との情報が入りましたが

とにかく間に合わないと困るので
アムステルダムの空港内をダッシュ!!!💨

周りの乗り換えの人たちも
血相を変えてダッシュ!

こんな走るの何年振り?
というほど全力で走り、

何とかギリギリでブエノスアイレス行きの
搭乗口に到着。

搭乗口の職員に
ゼイゼイ言いながら
「めっちゃ走ったわー」
と言ったら、

「あら、でも間に合ったじゃない」
と。

はーーー????ムキー

航空券は今回
KLMオランダ航空で手配し、
KLMが示す乗り継ぎで
購入したのですが、
(KLM同士の接続)

ちょっと遅れが出ただけで
こんなに乗客を走らせる接続で
航空券出さないでほしい!

だったらブエノスアイレス便も
もっと遅らせてよ!ムキー

まー、とにかく間に合いましたが、
心配は預けたスーツケース。

こんな10分の接続じゃ
絶対に乗せられないでしょ!

しかも、
私たちはブエノスアイレスに到着したら
すぐに
国際空港から国内空港へ移動し、

アルゼンチンの南端の街、
エル・カラファテまで飛ぶわけです。
(国際空港から国内空港は成田→羽田ぐらいの距離がある)

ブエノスアイレスで荷物が出てこなかったら
スーツケースをロストする恐れも出てくる、、、

—————————————-
と、そんな心配をしつつ
13時間のフライトの末に、
アルゼンチンの首都
ブエノスアイレスに到着。

ターンテーブルでスーツケースを
待つも、、、
やっぱり出てこない、、、、

Wi-Fiに接続し、
メールをチェックすると、

やっぱりスーツケースは乗らなかった
とのこと。

乗らなかったので、
次の便に乗せていきます。
到着は翌日の予定です。


えーーーガーンガーン、明日は
パタゴニアの氷河をトレッキングする
ツアーを予約してあるから

それ用の服など装備が全部
スーツケースに入ってるのにショックショック

軽装で氷河に行ったら
凍死してしまう!!おーっ!おーっ!
(着替えとか洗面用品なども全部入ってるし)

とりあえず、
KLMのカウンターに行くと
長蛇の列。
皆さん同じ状況

とりあえずKLMのカウンターで
スーツケースをきちんと
届けてもらうよう手配。
(係員とのやりとり用連絡先など交換)

一人100ユーロまで
着替えや洗面用品を購入できる、
と説明を受けましたが、

明日予定してる
トレッキング用の装備は
100ユーロじゃとても足りない!
と説明するも、

“ダメです。一人100ユーロまでです”

とのこと。

まじかーー、、、アセアセアセアセアセアセ
こりゃ、絶対大きな赤字になるな、、ぐすんぐすん

————————————
と、グズグズしていられないので
すぐにバスに乗って
国内空港へ。

ギリギリ間に合って、
やっとこさ南米大陸の南端の街、
エル・カラファテに到着しました。

24時間以上かかって到着し
ぐったり疲れましたが、

とにかくスーツケースがないので
着替えてや洗面用品、
明日のトレッキングウェアを
買わなければならない。

とりあえずホテルにチェックインし
リュックを降ろすと、
すかさず街へ。

といってもエル・カラファテは
観光の街なので、
ショッピングセンターは
街のかなり外れにあるのみ、、、

わざわざタクシーで行くのは
勿体無いので、
疲れた体に鞭打ち、
丘の上にある地元民が行く
ショッピングセンターへ行ったわけです。。

24時間のフライトで疲れた体に鞭打って、町外れの坂の上にあるショッピングセンターへ

そこで念のためと
二日分の着替えと洗面用品を
購入して、

街に降りて、
安いトレッキングの店を見つけて、
インナー、ウインドブレーカー、
パンツ、キャップ、手袋など

全て買い直し。。。
靴下、パンツ、トレッキングウェア、、、全て買い直し、、、

もちろんKLMの補償金一人100ユーロでは
とても足りず、

奥さんと2人分で
約2万円の赤字、、、

こんな話あるかーーー!!!!
おーっ!おーっ!おーっ!おーっ!

————————————
そんな感じで
バタバタしながらも到着したアルゼンチンは
エル・カラファテ。

明日はいきなり今回のメインイベント、
氷河を歩くトレッキングツアーに
参加します!

————————————-
新たな試みで、
ブログ連動でビデオも作ってみました(^^)。

軽く手を出したものの、
結構作るのに時間がかかって
途中で激しく後悔しましたが、
何とか完成したので
もしよかったらご覧ください!

では!