またまたパリで新しいサービス! 今度は電動キックボードのシェアサービス! | 西方見聞録(旧パリレポート)

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2015〜2020年パリ、2020年4月に本帰国しました。帰国後も”これは!”と思うものを探し、レポートしています!!

電動ものシェアサービス
大盛り上がりのパリ。
超便利! 進化を続けるパリの電動キックボード

電動自動車、電動スクーター、
電動自転車ときて、

今度は電動キックボード!!

ついにキックボードまで!!

それがこちらの『Lime-S』。
シェア電動キックボード『Lime-S』

この電動キックボード、
システムは前に書いた
電動スクーターのシェアサービス
(シティースクート )
と同じで、

専用のアプリをダウンロードし、
名前などの個人情報を入力。
(シティースクート のようにパスポートや
免許証のスキャン等は必要なし)

アプリは開くと、
地図が表記され、
どこに利用できるキックボードが
あるかが示されます。
自分の周囲にある今使えるキックボードが表示されます

正直な感想、
“台数少ないな”と感じます、、、

なので、キックボードの場所にいくのに
結構時間がかかったりして

これから台数を増やすなど改良が
必要かと思います。

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では、実際にキックボードの
場所に行ってみると、

ない!!!

どこにもない!!!チューチュー

周辺を含め
血眼になって探しましたが
見当たらず。

と、これは一回ではなく、
数回このようなことがありました。

シティースクート のときには
このようなことがなかったので、
キックボードはまだこの辺りの技術が
未熟だと感じます。

さらに言うと
キックボードは建物の敷地内に
入れられてしまうので

近くで見つけても
建物の中に入っていて
使えなかったりも結構あります。
(多分、独占利用したい人がいるから)

これは、自転車のシェアサービスでも
同様の問題が起こっていて
こちらも解決が必要です。
建物の中にがっつり入ってます、、、使えない、、、

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なので、
あまりあてにせず、
あったら使う、ぐらいの気持ちじゃないと

時間がない時に急いで
キックボードの場所に行き、
結局見つからなかった→遅刻

と言うことに
なりかねないので
注意が必要です。
(何度かやりました)
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うまくキックボードが見つけられたら
早速使ってみます。
こんな感じで、適当に置いてあります

キックボードのハンドル部分に
バーコードが付いているので

アプリを立ち上げ、
そのバーコードを
〈SCAN TO RIDE〉ボタンを押して
スキャナーにし、スキャンします。
このボタンを押し
このバーコードをスキャン
アプリがキックボードのロックを外します
ロックが解除されると、アプリが利用時間のカウント開始

上の画面になると、
キックボードを利用できます。

右ハンドルのバーコード横にある
緑のレバーを下に押すと
電動アクセルが稼働します。
少しキックしてから緑のレバーを押すと、電動で動き出します

ブレーキは、左ハンドルに
自転車のブレーキのように設置されてます。

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肝心の料金は、

まずロックを外す行為が1ユーロ。
つまり、最低料金が1ユーロという事。
(約130円)

それプラス、
1分利用ごとに0.15ユーロ。
(1分約20円)

なので、
10分使うと2.5ユーロ(約325円)
20分使うと4ユーロ(約520円)

となります。

個人的な感覚だと、
普段使いだと高いなと、、、

ただ、観光でいらっしゃって
パリの街を電動キックボードで
楽しむ分にはとてもいいかも、
と思いました。

ただ、
パリは本当に車の運転が
荒いので、
利用される方は十分に
注意されてください!!!

できれば、
セーヌ川沿いの車が入れないと
散歩道などで利用すると
いいかも知れません。
(その際は、
歩行者にお気をつけください!)


支払いは、
アプリの〈WALLET 〉から
10ユーロ、20ユーロ、50ユーロ単位で
まずクレジットを購入し、

そこから利用時間に応じて
引き落とされます。
上のように、
現在の残高(37.3ユーロ)が表示され、

その下にクレジットの購入ボタンが
あります。

私は20ユーロ購入しようとしたら
間違えてボタンを2度押ししたみたいで
40ユーロ購入してしまいました、、、

お気をつけくださいませ。

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乗り心地ですが、
思ったよりもキックボードが大きく
また加速感もゆっくりなので

安全ではありますが
機動性はイマイチでした。

セーヌ川沿いをゆっくり楽しむには
いいかも知れません。

ちなみにスピードは、
約23km/hが最高スピードです。

最高スピードで転ぶと
かなり危険なのでご注意ください。

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乗り終わったら、
邪魔にならない場所に
キックボードを置き、
アプリの終了ボタンを押します。

すると、利用時間や距離を
示す画面が出ます。
こんな感じで、利用時間が表示されます(10分18秒利用)

こんな感じで駐車します

以上で終了です。

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このように今パリは
電動系のシェアサービスが
大盛り上がり。

自動車にバイクに、
自転車にキックボード。

これで全て揃った感が
ありますが、

何と!
電動ものシェアサービスの
旗頭の電動自動車シェアサービス
(オートリブ)が

サービスを終了するとのこと。
電動カーシェアの『オートリブ』

ただ、
もう次の新たな電動カーシェアサービスが
発動していて、

それらがオートリブに
取って代わるようです。

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これまで、パリでは
自転車のシェアサービスも
参入→撤退などがあり、

シェアサービスは
まだまだ実験的な様相を呈しています。

それでも
色々とやってみる、
その流動的なところが
パリの魅力でもあります。

今後さらにどんなサービスが
登場するのか、
楽しみなところです!!
こちらは全然シェアサービスではなく、個人のものですが、変な一輪車(?)型の電動の乗り物も。何でもありなパリです