開発しました! フランス人をにっこりさせる方法 | 西方見聞録(旧パリレポート)

西方見聞録(旧パリレポート)

2015〜2020年パリ、2020年4月に本帰国しました。帰国後も”これは!”と思うものを探し、レポートしています!!

フランスに来て
やっぱり苦労するのは言葉の壁。

約3年前にフランスに到着して依頼
今日まで、コツコツと継続的に
フランス語を勉強して来たわけです。

自頭が悪いのと
言語能力が低いので、
勉強している割には
フランス語力が伸びず、

落ち込むこともしばしばですが、
めげずに勉強を続け、
フランス人の友達とや
レストランや店などで
頑張って話をしてみたり
するわけです。

—————————————
しかし、
私は残念なことに
フランス語能力が高い人のように
いい感じの発音で
フランス語を話せません。
(英語もです)

特にフランス語は
Rの発音や、音同士がくっ付く
リエゾンと言われるものがあり
とにかく厄介です。

そんな中で
頑張って話しているのですが、
私の友人のフランス人は
みんな神のように良い人ばかりなので、
変な発音で、文法もめちゃくちゃな
私のフランス語を頑張って理解してくれます。

ほんとにありがたい事ですが、
もちろん知り合いでないフランス人が
みんないい人である事はなく、

レストランやショップ、
役所関係の人など
その限りではないわけです。

中には、
私のように外国人丸出しの人が
フランス語を頑張って話していると
感じよく対応してくれる人も
いるのですが、

いかんせんフランスは
日本と違って移民国家。

アジア移民も
たくさんおり、
流暢にフランス語を話すアジア人も
たくさんいます。

なので、
アジア人だからと言って
特別扱いせず
普通に話して来て、
流暢に話せないことが分かっても
優しくなったりはせず、
中には”ちょっとイライラしてない?”
と感じさせる人もいるわけです。
(だいたい英語に切り替えてきますが)

しかし、私にもプライドがあるので
「フランス語話せる?」
と聞かれると
(最初に軽くフランス語を使うと
結構これ、聞いてきます)

「はい、ちょっとですが」
といつも答えてきたわけです。

しかし、そう答えておいて
めっちゃ高速でフランス語を
話されると、

途中で分からなくなって、
「すいません、分かりませんでした、、、」
となるわけです。

そうすると、
だいたい英語に切り替えて
話してくるのですが、

最近、
フランス人と会話する上で
めっちゃ効果的な方法を
私は開発しました!!!!

それは、
「フランス語話せますか?」
と聞かれたら、
これまでのように、
「はい、少しなら」
と答えるのではなく、
「はい、
今フランス語を習ってます」
(Oui. J’apprends le français maintenant.)
と答えるという事です。

この返答で、
めっちゃ対応が変わる!
ということを発見したのです!!

このように「フランス語習ってます」
と答えると、
だいたいの人は”ニコッ”として
こちらの味方になったような
雰囲気になります。

明らかに、嬉しそうな表情に
なる人も中にはいます。

そりゃそうですよね。
「あなたの国の言葉を
勉強してます」
も言われて、嫌な気分になる人って
そうそういないですから。

この言葉は、
「あなたの国に興味があります」
と言ってるのと、ほぼ同じで

ゆえに、皆さんにっこりするわけです。

そして、多少の下手なフランス語でも
「頑張って!」と言わんばかりに
一生懸命聞いてくれます。

さらに向こうもゆっくり
話してくれたりします。

やはり、お互い友好的な雰囲気で
話をすると、気持ちがいいですよね。

「フランス語? 話せますよ」
と言いながら、途中で
「あー、やっぱりダメです」
と言うのと比較すると
大きな違いがあるように感じます。

やはり、相手も人間なので
謙虚になってこちらから相手に
「興味がある」ことを示すのが、
有効的なのだな、と感じるわけです。

カッコつけず、ありのままで、
こちらから好意を示す、
何事もこの姿勢が大事なのだなと
改めて思うのでした。

では!