何とも贅沢なパリの学生たち | 西方見聞録(旧パリレポート)

西方見聞録(旧パリレポート)

2015〜2020年パリ、2020年4月に本帰国しました。帰国後も”これは!”と思うものを探し、レポートしています!!

パリにはルーヴルをはじめ、
オルセー、オランジュリー、ピカソ、
ギュスターヴ・モローなど
名だたる美術館がたくさんありますが、

パリに住んでいるメリットとしては
観光客が少ない時期に
それらの美術館に行けること。

そのため、
春休みや夏休みなど
混んでいる時期を避けて
行くわけですが、

しかし!

その空いている時期に行くと、
そこにいるのはフランスの学生たち。

学校の課外授業の一環として
数クラス単位で来るので
観光客は少ないけど、
彼ら学生たちがたくさんいます。

なので、
結局いつ行っても、
人はたくさんいるわけです。

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そこで、その
学生たちは何をしているかというと、

普通に絵を見るだけの
課外授業もありますが、

よく見かけるのが
美術館でスケッチ用紙を広げて
作品を写実していること。
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こちらはギュスターヴ・モロー美術館。学生たちが作品を写実しています

上の写真の彼女、
えんぴつを立てて、
いかにも! ですよね(^^)。
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デッサンしてる! って感じです(^^)

上の写真は
多分高校生ぐらいだったので
かなり皆さん大人しく
しっかり絵を描いていましたが、

これが小学生になると大変。

十数人単位で
地べたにスケッチブックを広げて、
走り回りながら
絵を写実していることも
多々あります。

真面目に絵を見ている側としては
これが本当にうるさい。。

まー、子どもなので仕方がないのかも
しれませんが。。。

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しかし、
子どもだろうが何だろうが、
彼らが写実する絵は世界に名の知れた
作品たち。

先日まで、ルーヴルで
フェルメール展が開催されていましたが、
私の語学の教室には
そのフェルメール展で子どもたちが
デッサンした絵が
飾られています。

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こちらは「真珠の首飾りの少女」ですね

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「牛乳を注ぐ女」。上手です

本人たちは
作品の価値などよく分からずに
写実しているかもですが、
一流の作品を写実することで
その作品に興味が湧き、

その絵の素晴らしさを
より深く理解したり、

絵の作品の背景から
歴史に興味を持ったりするかもしれません。

子ども時代にルーヴルでスケッチ。
何とも贅沢で羨ましい話です!

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