パリで銃撃戦再び。。配布された対応法がリアルで怖い。。 | 西方見聞録(旧パリレポート)

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2015〜2020年パリ、2020年4月に本帰国しました。帰国後も”これは!”と思うものを探し、レポートしています!!

11月18日(水)
天気:晴れ

今朝、パリで再び銃撃戦がありました。
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早朝に発生しました


場所は、パリ北部のサンドニというエリア。
先日の爆弾テロがあったスタジアムの
近くです。

このエリアは
そもそも治安が悪いので
あまり近づかないエリアですが。

これは本格的に
あまり出歩かない方が
よさそうな雰囲気です。。

と、そんな中、
奥さんの会社で、
今回のテロの概要と
テロに遭遇した場合の
対応法が配布されました。

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損害保険会社が16日付で発行したものです

この刷り物には
今回のテロの概要が書かれているのと、
実際にテロに遭った場合、
どう対応すればいいのか、
が書かれています。

そしてその対応法が
リアルで怖い。。


「銃器による襲撃への対応」(抜粋)
▶︎銃声が聞こえたら速やかにその場で身を低くし、可能であれば最寄りの堅固な柱、壁などの裏に移動する。また、犯人に暴露する部分を少なくする。その後、銃声の方向を見極め、非常口などを確認し可能な限り遠くへ避難する。

▶︎逃げ遅れ、かつ孤立した場合は、施設の事務所などに身を隠し、内側からドアを施錠して照明を消す。できればドアを何らかの物で補強する。また携帯電話や施設内の緊急連絡電話等で自分の居場所を外部に知らせる。携帯電話はマナーモードにする。

▶︎欧米諸国の警察救急隊は、一部屋ずつ犯人がいる前提で捜索するため、救助が来ても不用意に飛び出さず、居場所を声で知らせる。


「犯人の籠城に巻き込まれ、人質にされた場合」
▶︎警察当局は必ず救出に向かうので、それまでの間体力の温存に努める。

「爆発物による爆破への対応」
▶︎ガラスを多用している建物にはできるだけ近づかない。
▶︎ホテル宿泊の際は、通りや繁華街に面した部屋は避ける
▶︎爆発音を聞いたら、頭部を手や何らかの物で覆い、その場に伏せ、できれば頑丈な建物等に身を寄せ、自己を守る意識をしっかりと持つ。
▶︎二次爆発に警戒する
▶︎倒壊した建物の下敷きになったら、できるだけ空間を確保し、体力の温存に努め、救助を待つ。



かなりリアルです。。


「逃げ遅れ、かつ孤立した場合は」、、、状況を想像しただけで震えます、、まるで映画のよう、、

またこの小冊子には

不特定多数の人が
簡単に立ち入ることができる場所の
滞在時間を出来るだけ短くする、

とあります。

つまり、
駅・空港の切符・チケット売場、
改札・カウンター付近、
多くの人が集まる交差点付近、
観光スポット、
スーパー、
などです。


バスも、
自爆テロされるリスクが
あるので、
利用者が多い路線は
避けたほうがよさそう。。


、、、何とも生きにくい状況です。。

しばらく部屋で
フランス語の単語を
覚えることに専念します。。