今日の恵み  維摩会 春秋館の恵み -14ページ目

今日の恵み  維摩会 春秋館の恵み

         ~今・ここへ~

                     

 

 

         🍂 振り向けば また落ち葉 🍂                          ~高帚から掃除機へ~

 

 

職場のロータリーあたりから、

ゴーというか、バーというか、

ずいぶんと大きな音が響いてきます。

落ち葉用の掃除機です。

 

ロータリーからビルの玄関まで、街路樹が植えてあるのですが、

やっと色づいたと思ったのもつかの間、

あまりきれいな色にならないままに茶色になって、葉っぱは落ち始めたのでした。

 

庭師のおじいさんがいつも庭をきれいにしてくれているのですが、

今日は、背中にモーターでしょうか、それを背負って、

手には、ノズルの筒をもっています。

その先から、大きな音を立てて、空気が吹き出していて、

その風で落葉を吹き集めているのでした。

 

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数年前まで、お掃除の女の人たちが、

高帚をもって落ち葉掃除をしていました。

その風景も、また風情がある雰囲気だったのですが、

落ち葉が散ったままでも、

秋が深まった感じがしていいのになぁ、と思っていました。

葉っぱは、自然に落ちるものなので、

落ち葉の風景には、違和感はありません。

維摩会 春秋館で、わびさびという美意識を教えていただきましたが、

そこに通じる自然の在りようにも感じられていました。

 

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大きな音が響く中で、おじいさんと、

おはようございます、と挨拶をかわし、

朝早くからお疲れさまです、と言葉を添えました。

おじいさんの返事が返ってきました。

 

こうやってきれいにしても、

振り向けば、また落ち葉、なんですよ。

でも、一日中仕事があるのは、ありがたいことです。

 

落ち葉掃除機を使う姿には、あまり風情は感じられないなぁ、

と思ったのですが、

おじいさんに一日の仕事を与える、ありがたいものなのでした。