🥼 もう一度 医学部受験しようと思ったんですよ 🥼 ~歯医者さんのあこがれ~
私、もう一度、医学部、受験しようと思ったんですよ。
いつも担当してくれる、若い女性の歯医者さんです。
30歳代前半だろうと思いますので、
大学入試センター試験世代でしょうか。
一応入学はしたんですけど、
いわゆる、仮面浪人をして、医学部受けなおそうと思ったんですよ。
でも大学の勉強が忙しくて、
受験勉強どころじゃ、なかったですね。
数十年前に通っていた歯医者さんも、
医学部に行きたかった、と言っていました。
化学や薬学を勉強する人たちの中にも、
医学部をめざしていた、という人がいるそうです。
今医学部に通っている、知り合いの女子学生は、
脳神経外科医になりたい、と言っています。
お医者さん、という職業には、大きなあこがれがあるようです。
社会的地位の高さはもちろん、
いつも最先端の知識や技術に触れる領域であり、
なにより、大きな人助けになるお仕事です。
とはいえ、知識や技術が身に付くまでは、並大抵の苦労ではありません。
実際にお医者さんになってからも、
ずっと勉強が続きます。
そして、病気の診断に、間違う、という経験もたくさんすることでしょう。
そうやって立派な医者になっていく、と
維摩会 春秋館でお聞きしました。
経験豊富、ということには、多くの失敗も経験している、
ということが含まれるのです。
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先生、医学部に行っていたら、きっと外科医ですよね、
そう返事をしたところ、
結局、今も同じようなこと、していますよね、
と、にこやかな笑顔です。
若い女の人にしては~こう言ったら失礼かもしれませんが、
とても落ち着いて、
それでいてキビキビしていて、そして、手先が器用です。
医学部にあこがれていた時があっても、
今は歯医者さんとして、生き生きと仕事をしている先生です。
ちょうど自分にあったところに行けるのだなぁ、と思いました。
そしてそれは、
その場所でやることを、きちんとやって来たからだろうなぁ、
とも思ったのでした。