もう一度 医学部受験しよう と思ったんですよ ~歯医者さんのあこがれ~ | 今日の恵み  維摩会 春秋館の恵み

今日の恵み  維摩会 春秋館の恵み

         ~今・ここへ~

                     

 

 

🥼 もう一度 医学部受験しようと思ったんですよ 🥼          ~歯医者さんのあこがれ~

 

 

私、もう一度、医学部、受験しようと思ったんですよ。

 

いつも担当してくれる、若い女性の歯医者さんです。

30歳代前半だろうと思いますので、

大学入試センター試験世代でしょうか。

 

一応入学はしたんですけど、

いわゆる、仮面浪人をして、医学部受けなおそうと思ったんですよ。

でも大学の勉強が忙しくて、

受験勉強どころじゃ、なかったですね。

 

****************

 

数十年前に通っていた歯医者さんも、

医学部に行きたかった、と言っていました。

化学や薬学を勉強する人たちの中にも、

医学部をめざしていた、という人がいるそうです。

今医学部に通っている、知り合いの女子学生は、

脳神経外科医になりたい、と言っています。

 

お医者さん、という職業には、大きなあこがれがあるようです。

社会的地位の高さはもちろん、

いつも最先端の知識や技術に触れる領域であり、

なにより、大きな人助けになるお仕事です。

 

とはいえ、知識や技術が身に付くまでは、並大抵の苦労ではありません。

実際にお医者さんになってからも、

ずっと勉強が続きます。

そして、病気の診断に、間違う、という経験もたくさんすることでしょう。

そうやって立派な医者になっていく、と

維摩会 春秋館でお聞きしました。

経験豊富、ということには、多くの失敗も経験している、

ということが含まれるのです。

 

****************

 

先生、医学部に行っていたら、きっと外科医ですよね、

そう返事をしたところ、

結局、今も同じようなこと、していますよね、

と、にこやかな笑顔です。

 

若い女の人にしては~こう言ったら失礼かもしれませんが、

とても落ち着いて、

それでいてキビキビしていて、そして、手先が器用です。

医学部にあこがれていた時があっても、

今は歯医者さんとして、生き生きと仕事をしている先生です。

 

ちょうど自分にあったところに行けるのだなぁ、と思いました。

そしてそれは、

その場所でやることを、きちんとやって来たからだろうなぁ、

とも思ったのでした。