引っ越し先は 都内の一戸建て   ~みんなのあこがれ~ | 今日の恵み  維摩会 春秋館の恵み

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      🏡 引っ越し先は 都内の一戸建て 🏡                       ~みんなのあこがれ~

 

 

中野なの!?

駅から15分なの!!?

しかも、一戸建て!!!

 

4月いっぱいで、急遽退職することになった、と、

職場の若い女性が、お昼休み、みんなに話し始めました。

実家の都合で、帰ってこい、と言われたのだそうです。

 

とはいえ、実家に戻るわけではなく、

空き家になってしまった、祖父母の家に住むのだそうです。

 

その家はどこにあるの? と尋ねた問いの返事に、

皆は、驚いたのでした。

 

空き家になった家は、

東京の中野駅から歩いて15分ほどの所に建っている一戸建て、だそうで、

そこに、ひとりで住むことになるそうです。

 

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厚労省が、

2033年の平均世帯人数は1.99人になる、と将来推計を発表しました。

2020年の国勢調査に基づく推計だそうです。

2020年には、1世帯あたりの人数は2.21人、

さらに減り続けていく、という予測です。

これは、単独家族の増加によるもので、

特に65歳以上の男性のひとり暮らしが増加する、と予測されています。

しかも、未婚率も高くなり、

その結果、

近親者のいない高齢単独世帯、が急増する、とのことです。

 

このような状況で、高齢者の介護が必要になると、

ご本人も周りの人も、益々大変になります。

維摩会 春秋館で、歩きましょう、と勧めてくださるのは、

今の健康維持はもちろんのこと、

歳をとって、寝たきりにならないため、なのです。

自分のためでもあり、

家族をはじめとした周りの人々のためでもあるのです。

 

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この女性も、家を出てからはずっとひとり暮らしだそうで、

これからも、ひとり暮らしは変わらない予定、なのだそうです。

実家を出て、しかも離れたところでひとり暮らしがしたい、とのことで、

今のこの職場に勤めることになったのでした。

本人は、ずっとここに住んで、ここに勤めていたい、と、

かなり、しょんぼりしています。

 

それでも、みんなから

すごいじゃない、

その家にずっと住んでいなきゃだめよ、

みんなのあこがれの所じゃないの、

などと言われて、段々と気持ちが明るくなってきたようです。

 

そして、

将来はそこにマンションを建てて、オーナーになれるよ、

と言われると、

そうかぁ、と顔が輝き出しました。

将来設計ができるね、

と前向きになったようです。

なんていっても、都内の駅近の持ち家に住むのです。

将来は、いいように運用ができるに違いありません。

 

別れはちょっと寂しいけれど、

将来の夢は大きくなりそうです。