新幹線も ハローキティがお出迎え ~写真の撮り方~
ホームに入ってきた新幹線はピンク色、
桜の季節だからかしら、と思ったのですが、
ハローキティ号でした。
****************
ハローキティ新幹線は、2018年6月から、JR西日本で運行を始めたそうです。
現在は、一日一往復のこだま号で、特別料金はいりません。
1号車はショップ、2号車はキティ仕様になっているようです。
ハローキティ号に子供さん連れで乗り込んでいるお母さん、
小さな子供さんはもちろんのこと、お母さんもかなりの笑顔です。
写真をたくさん撮っているおじいちゃんもいます。
お孫さんのためでしょうか。
ハローキティは、サンリオの人気キャラクター、
ということぐらいしか知りませんでしたが、
年代を問わず世界中で人気があり、
新聞あり、ファンクラブあり、展覧会あり、テレビ出演あり、
世界的な役職(?)にも任命されているなど、驚きの仕事ぶりです。
生まれは1974年、グッズ販売は1975年から、
今年は50周年を迎えることになります。
当初、座ったポーズだけだったキティちゃんは、立ち姿が登場、動きも出て来て、
家族構成も明らかになり、ボーイフレンドもいるようです。
~50歳のキティちゃんはいるのでしょうか?~
キティちゃんの顔は基本的には同じようですが、
10年後に、輪郭をなくしたのだそうです。
耳の形が微妙に違ったり、顔の縦横比が違っていたり、
ほんの少しの違いで、感じる雰囲気が違ってきますが、
概して、カワイイ、方向に変化してきているようです。
****************
日本人の顔は、こども顔になってきている、
世界的な映画俳優などでも、こども顔で人気が出る、など、
顔立ちがこども顔になっていると、
維摩会 春秋館で御話しがありました。
こども顔になっているのは、内面がこどものまま、ということの現われのようです。
具体的には、
おとなとしての責任感や主体性、厳しさなどがなくなってきている、ということでしょうか。
キャラクターとはいえ、ハローキティの顔立ちも、カワイイ、方向へ変化していること、
そもそも、カワイイ、という言葉は、
そのまま、世界中で通じるようになっているのですが、
人間の顔立ちも、キャラクターの顔立ちも、
どこか、通じるところがあるように思ったのでした。
****************
たまたま出会ったハローキティ号です。
ちょっと乗り込んでみました。
小さな子供さんには楽しいだろうなぁ、と思うのですが、
けっこういい年齢の人たちも写真を撮っていました。
ということで、私も写真を撮ったのでした。
あとで気が付いたのですが、
みんなは、自分自身も入れて写真を撮っていたのです。
残念ながら、私にはそのような発想はまったく起こらなかったのでした。