バックカントリースキーにハマったおじさんたちのウンチク 🎿~雪は音を吸収するから…~🎿
先日、登山やスキーを楽しんでいると話しを聞いた男性同僚、
そして、
もうひとり、やっぱりスポーツマンのおじさん同僚とが、
バックカントリースキーの魅力を、負けじとばかりに、主張し合っています。
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ひとつ、達成感。
先日、生きている実感、と語ったことにも関係しているようです。
苦労して雪山を登っていかなければなりませんが、
それがかえって充実感や達成感につながるようです。
ひとつ、爽快感。
人が多く、そして整備されたゲレンデとは全く違って、
誰も滑っていない新雪を滑り降りるのは、
本当に気持ちがいい、とのことです。
そして、静寂。
雪は音を吸収するからね、と言っていました。
まわりはシーンと静かで、自分が滑る音だけが聞こえる。
大自然に囲まれ、まばゆいばかりの白さ。
そのなかに溶け込んで、まるで別世界にいるようだ、と。
これはなんとも言えない、と力説です。
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2人とも、けっこう大きな怪我の経験があるとのことで、
ひとりは現在進行形で楽しんでいるようですが、
もう一人は、若いころの話しだそうです。
奥さまと一緒にスキーに行くようになって、
もしもの危険を心配するようになった、と言っていました。
大自然は、大きな魅力と同時に大きな危険をはらんでいます。
だからこそ、自然に触れることが重要なのかもしれません。
自然に触れて育つことが必要である、と
維摩会 春秋館でも教えていただきました。
2人の同僚の話しもそうでした。
苦労して登ったからこその、楽しさ。
整備されていないという危険と隣り合わせの、未知の領域への高揚感。
そして、静寂は、
自分と自然とが一体になるような空間に身を置くことができるけれど、
もしも何かあった時、自分の声はまわりには届かないかもしれない、
今はバックカントリースキーから引退したおじさん同僚は、そう言っていました。
それでも、夢中になるのです。
大自然には、それだけの魅力があるのだなぁ、と思ったのでした。