電話のコール音 ~オンライン研修~
仕事でも様々な場面でオンライン化が進み、
遠方で開催される研修会や講演会などには、
全員参加の要請がくるようになりました。
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今日の研修会も遠方の会場での開催のため、オンライン参加です。
講演を聞くのが中心のようですが、
研修会ですので、後からレポート提出があるのか、あるいは出席確認だけなのか、
最後にならないとわかりません。
忘れないように、メモを取りながらの聴講です。
と、その時、スマホから電話のコール音、いやアラームだったか・・・、
スマホの音がしました。
スマホはどこ・・・、と思ったところ、
研修会の講師の方が、
申し訳ありません、電話の音が聞こえてしまったかもしれません、と。
同じデフォルトの音です。
自分のスマホと間違えました。
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先日の講演会は五~六百人の参加者があったようで、
参加者の名前表示もありません。
画面は、文字がいっぱいの共有資料です。
その画面を見ながら、音声を聞いているうちに、
ボ~ッとしてきました。
昔ながらのジリリ~ン、という電話のコール音で、
ビックリして目を覚ましました。
いつの間にか、ウトウトしていたのです。
この音は、私のスマホの音ではありません。
会場か、講師の先生の電話に違いありません。
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オンラインでの参加は、
その場に居合わせないため、臨場感に欠けるように思っていたのですが、
必ずしもそうとも言い切れないようです。
オンラインであれば、すぐ耳元で音が聞こえてくるのです。
まわりに会場のざわつきもないため、
オンラインのほうが集中しやすい場合もあったりします。
とはいえ、質疑応答や意見交換の場面では、
会場のほうが全体の雰囲気は分かりやすくなります。
メモを取るのは、オンラインの方がやりやすそうです。
慣れた場所、そして、音量調節も自分が聞きやすいように調節できます。
とはいえ、聞き逃した時に、ちょっと隣の人に確認する、というのは、
オンラインでは難しそうです。
オンライン参加と会場参加とそれぞれのメリットデメリットがあります。
維摩会 春秋館の行事でも、
オンライン参加でも、会場参加でも、どちらでも参加できます。
私としてはパソコンには苦手意識があり、負担も大きいのですが、
パソコンのお蔭で、オンライン参加か現場参加かと選ぶ選択肢ができたことは、
とてもありがたいことです。
臨場感に欠けると思っていたオンラインですが、
今日の研修会参加では、電話のコール音で、
思わぬ臨場感を感じることもできたのでした。