🅰 英語で説明が始まった京都旅行 🅱 ~暑さと外国人と~
一ヶ月ぶりに顔を合わせた同僚、
久しぶりで、話しがはずみました。
つい先日、奥さまと京都旅行に行ってきたそうです。
京都へは、修学旅行で一度行き、その後は仕事で数回行ったきり、
観光らしい観光はしたことがなかったそうです。
とにかく暑かった、と、第一声。
ゆっくり訪れたのは大原だったそうで、
市内よりは、少しは風が涼しかったと言っていました。
そして、
とにかく外国人ばかりだった、とのことでした。
泊まったホテルは、~ホテルと言っていました~
フロントの手前で靴を脱いで上がるようになっていたそうです。
その靴はロッカーに入れるようになっていたそうですが、
どのようにしたらよいのかわからない・・・と思っていたところ、
ホテルの人がやって来て、なんと、
英語で説明をはじめたのだそうです。
もちろん、靴はどうしたらいいんですか? と日本語で尋ねたそうです。
ホテルの人は、逆にびっくりした様子だったと言っていました。
靴を脱いで上がるところから、畳敷き、
廊下もずっと畳で、畳の上にキャリーバックを引いていったそうです。
フロントに行くと、たくさんのお客さんがいて、
英語や中国語や、よくわからない言葉ばかりが聞こえていて、
日本語は僕たちだけでした、とのことでした。
いい旅館に泊まったんじゃないですかぁ、と尋ねたところ、
いいや、ネット予約した普通クラスのホテルだった、とのこと。
外国人客を意識しているんじゃないかなぁ、
自分たちも東南アジアからの観光客と思われたと思いますよ、とのことでした。
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学生の時に、ドイツ語会話の教室に通ったことがありました。
複数人数のクラスに申し込んだのですが、
あまり生徒さんがいなくて、結果として個人レッスンとなり、
いろいろな話しを聞かせてもらったことを思い出しました。
その時の先生は、武士や刀や、などに興味があって、知識も豊富でした。
私よりもはるかに日本の伝統的文化に親しんでいる様子でした。
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日本独特の文化をお目当てに、海外から観光客がくるのはありがたいことです。
観光立国として日本が生き残る、ということもあります。
維摩会 春秋館でもそのようなことをお聞きしたことがありました。
そのためにも、
日本人が日本の良さを十分に知って、
それを継承していかなければならないなぁ、と思ったことでした。